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《埼玉ホテル44歳女性遺体》不倫の果てにタオルで窒息死か? 愛娘を失った父の悲痛「こんな別れになるなんて…」【冨岡勇容疑者39歳が奪った“優しい娘とのつましい生活”】

《埼玉ホテル44歳女性遺体》不倫の果てにタオルで窒息死か? 愛娘を失った父の悲痛「こんな別れになるなんて…」【冨岡勇容疑者39歳が奪った“優しい娘とのつましい生活”】

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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 時刻は昼下がり、人影まばらな埼玉県草加市の駅前にあるビジネスホテル。その日、チェックアウト時刻の午後1時を過ぎても、客が出てくる気配が全くない静かな部屋があった。

事件のあったビジネスホテル ©文藝春秋

 不審に思ったホテルの従業員が意を決して扉を開けると、目の前にはタオルを顔に巻きつけられ、手足をヒモで縛られた女性が横たわる奇怪な光景が広がっていた。女性はすでに息をしていなかった――。

タオル巻かれ窒息死、容疑者は「死亡させてはいない」

 埼玉県警は今年5月15日にホテルの客室で、大塚由美子さん(44)の身体を拘束するなどの暴行を加えたうえで死亡させたとして、住所不定無職の冨岡勇容疑者(39)を傷害致死の疑いで逮捕した。司法解剖の結果、大塚さんの死因は明確にはわからなかったものの、遺体の状態などから窒息死の可能性が高いとみられる。社会部記者が解説する。

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大塚さんはユニットバスの前の床に倒れていた ©文藝春秋

「大塚さんは1泊5000円強のビジネスホテルにあるダブルベッドの客室で発見されました。遺体はユニットバス近くの床に、ヒモで縛られた状態で放置されています。部屋には他に誰もいませんでしたが、大塚さんは部屋を2人分で予約していました。発見前日の14時半から23時半過ぎまで部屋で一緒に過ごしていたとみられるのが冨岡容疑者です」

 逮捕された冨岡容疑者の供述はこうだ。

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