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インリン 体が衰えていくのは、もう仕方ないこと。今年3月、電動自転車で転倒して、肋骨を3本折る経験をしたのもあって、やっぱり健康が一番と考えるようになりました。そのうえで、毎日楽しく生きていきたいという思いが強いです。

©ハリプ/講談社

――健康を維持するために、日頃から意識していることは?

インリン 体を動かすことと、睡眠ですね。昔は徹夜型だったんです。「寝る時間がもったいない!」と思って、朝方まで無茶しちゃう。でも今は、睡眠時間が足りないだけで髪が抜けやすくなったり、肌が弱くなったりします。子育て中はなかなか自由に眠れないこともありますが、なるべく昼寝をするようにしていますね。

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 あとは体を冷やさないことも大切です。冷たいものは飲まなくなりましたし、コンビニでドリンクを買うときも常温のものを選びます。台湾だとバスタブがなくシャワーしかないので、体を温められない分、漢方を取り入れたりもしています。

「47歳です」と答えてビックリされたことも

――最後の質問です。インリンさんが言われて「嬉しい言葉」はありますか?

「彼女の驚く顔がちょっと嬉しくて、元気になりました(笑)」(写真:事務所提供)

インリン なんだろう……。加齢に伴う外見の変化は当たり前のこととして受け止めていますが、それでもやはり年齢よりも若く見られるのは嬉しいなと思います。

 救急隊員を呼んでくれた女性が私のことを説明するときに、「20~30代かな……?」と言っているのが聞こえたんです。意識が朦朧としているなかでも、「違う違う」と思っていたら、「すみません、何歳ですか」と聞かれて。そこで「47歳です」と答えたら、ビックリされて。本当は骨が折れて痛くてたまらないんだけど、彼女の驚く顔がちょっと嬉しくて、元気になりました(笑)。