歌舞伎俳優の尾上菊之助(45)が、市川猿之助容疑者(47)が自殺ほう助の疑いで再逮捕された3日後に、妻とは異なる19歳下の女性と高級ホテルで一夜を過ごしていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。菊之助は女性との交際は否定しつつ、「部屋滞在は事実」などと認めた。

昨年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で一人二役を演じ、話題を呼ぶ

 猿之助の“一家心中事件”に揺れに揺れている歌舞伎界。その猿之助と同世代のスター役者が、名門音羽屋の五代目菊之助だ。父は人間国宝の七代目尾上菊五郎(80)、母は女優の富司純子(77)、姉は女優の寺島しのぶ(50)。屈指の芸能一家に生まれ育ち、“梨園のサラブレッド”とも呼ばれている。

“兼ねる役者”の尾上菊之助 ©時事通信社

「6歳で初舞台に立ち、18歳の時に菊之助を襲名しました。美貌と色気を持ち合わせ、女方と立役の両方を演じる“兼ねる役者”です。昨年はNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で銀幕スターの父とその息子、“モモケン”こと桃山剣之介を一人二役で演じ、話題を呼びました」(歌舞伎関係者)

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女性問題とは無縁だったが…

 プライベートでは2013年、人間国宝の二代目中村吉右衛門の四女・波野瓔子さんと結婚している。

中村吉右衛門の四女・波野瓔子さんとの婚約報告会見 ©共同通信社

「現在9歳の長男は2019年に丑之助を襲名。歌舞伎役者としての道を歩み始めました。菊之助は2人の娘にも恵まれ、テレビ番組でも『家族で過ごせる時間を大切にしている』と語っていた。元々生真面目なうえ、愛妻家で子煩悩というイメージが広がっています」(同前)