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事実、福原さんは折に触れて自らの家族観を表明してきた。たとえば2017年に長女を出産したあとには、福原さんはブログにこんな一文を綴っている。
「守りたい家族が増え私自身どのような心境の変化があるのかとても楽しみです」
昨年5月の母の日にもSNSで、妊娠から出産までの日々、出産後の大変さを振り返りつつ、このような言葉をつづっていた。
「自分が経験したよいことを、すべて子どもたちにもプレゼントしたいです。それが母親です」
「私の母、私にさまざまなことを教えてくれたお母さんたち、私を母親にしてくれた子どもたちに、ありがとう」
離婚から約1年というタイミングだったが、母親への感謝を表明したのはよほど強い意志があったのかもしれない。子どもたちへの感謝も表明している。
「長女についてはどう考えているのだろう……」
しかしそうなると、1つの疑問が残る。長男を日本に連れ帰る時に置いてきた長女についてはどう考えているのだろう……。
不倫騒動があり、離婚があり、それでも昨年1月にはWTTのゼネラルマネージャーに就任するなど、活動の幅を再び広げはじめていた。
しかし江さんの会見に伴う応酬を見ても、今回の問題は後を引きそうだ。
東京家裁が長男の即時引き渡しを命じた事実も、決して軽いものではないだろう。法律に詳しい知人によると、子どもの引き渡し審判と同時にただちに保全命令が出たのは異例のことだという。
福原さんと江さんのためにも、そして何より2人の子どものためにも早い解決を祈りたい。