モモコグミカンパニーとしての人生は終わっていない
――6人から1人になって不安などは感じませんか。
モモコ モモコグミカンパニーとしての人生は終わってなくて、活動を追ってくださる人もいるので、心細さは感じてないですね。6人の時は考えることがたくさんあったけど、今は自分の目の前のことに集中できるという意味で、すごくポジティブに捉えてます。
他のメンバーに関しても、アイナの試写会(10月公開予定のアイナ・ジ・エンドが初主演を務める映画『キリエのうた』)に行きましたし、ハシヤスメ(・アツコ。解散後はホリプロに所属し、バラエティを中心に活躍)がテレビに出てたら見たり。ああ、いいな、面白いなって、ちゃんと応援できてるので、それもよかったなと思います。
――モモコさんもWACKからワタナべエンターテインメントに移籍されました。
モモコ 大手の事務所なので、いろんな機会をたくさんいただけることはとてもありがたいです。事務所に頼りすぎないようにしようと思ってるのはWACKにいた時と一緒なんですが、私は120%の力で走っていると、どこかで必ずエネルギーが切れてしまうかもしれないとは思っていて。責任を負いすぎず、圧を感じすぎずやっていきたいと思っています。
人間的な願望から仕事のことまで、やりたいことをリストアップ
――解散後にやりたいことがたくさんあるとおっしゃっていました。
モモコ BiSH時代は自分の時間がほとんどなかったですからね。「今やれないけど自分の時間ができたらやろうと思ってること」リストをずっと書いてました。70個ぐらいしかないんですけど。
――70個!
モモコ 多いですか? 私はもっと書きたかったんですが(笑)。リストの上の方にあるのは、「ゆっくり寝る」とか、「ご飯を無理して食べない」とかですね。今まではライブのためには、いっぱい食べないと動けないから、お腹が空いてなくても食べようという意識だったりしたので、それが結構辛かったんです。そういう人間的な願望から「次の小説に手をつける」といった仕事のことまで、バーッと書いてました。
――今は、睡眠時間はしっかりとれていますか。
モモコ そうですね。めっちゃ朝早いとかが多かったので、それが少なくなったのはありがたいです。私、遠征がちょっと苦手で、乗り物酔いもしますし、ホテルとかでもあまり眠れないんですよ。