「オンナ出セェーッ!」「時計出セー!!」地獄の中国大陸引き揚げを体験したちばてつやに訪れた“残酷すぎる結末”
『ひねもすのたり日記』より♯2
『あしたのジョー』、『のたり松太郎』など数々の傑作マンガを生み出したちばてつやが自身の半生を描いた『ひねもすのたり日記』(ビッグコミック/小学館にて好評連載中)。
東京で生まれ旧満洲で育ち、家族と共に慎ましやかに暮らしていたが敗戦を機に生活は一変。約1年かけて命からがら日本へ引き揚げることになる。
ここでは約300km徒歩と鉄道で移動し、引き揚げ船に乗船するまでを振り返った第21回、第22回より抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む)