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異性関係や恋愛の問題ではなく…

「違うと思いますね。中には度重なる遅刻をするような人もいるそうですが、異性関係や恋愛にまつわる問題では特にないようです。今年はより“肩叩き”の意味合いが強いのでは。これ以上所属していても本人のためにもならないという判断があったのではないでしょうか」(同前)

現在はフリーランスの前田敦子

 今年の卒業発表メンバーの中に、全国47都道府県の代表から構成される「チーム8」出身のメンバーが多いことも、今のAKB48の事情をよく表しているという。

「14年の結成時は大企業のトヨタなどがスポンサーにつき、全国各地のテレビ局も協力態勢にあったチーム8ですが、グループ全体の勢いが落ちるに伴いスポンサーも離れ、メディアの露出も減っていきました。メンバーの入れ替わりだけは何とか続けていたのですが、今年4月末をもってチームとしての活動を休止したのです」(広告代理店関係者)

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 全国各地にメンバーがいるチーム8は画期的な存在だったが、グループ運営に金銭的な余裕がなくなるにつれて“足かせ”となっていったのだ。

「それこそ全盛期は、チーム8にまつわる地方の活動に、特に業務もないのにベテランスタッフが旅行気分で帯同するなど“バブリー”な状況もありました。採算も気にせず、ショッピングモールなどでガンガン興行も打っていましたね。いざ振り返ってみると、交通費やホテル代など、かかる経費が半端じゃないんですよ。AKB48の全体ライブや握手会などのイベントにも参加していたため、“負債”は膨らんでいくばかり。単純に抱えきれなくなってしまったんです」(同前)