俳優の秋元才加がきょう7月26日、35歳の誕生日を迎えた。彼女がアイドルグループのAKB48を卒業してから、来月でちょうど10年が経つ。
AKB48はつい最近、チーム制を休止すると発表したが、そもそもこの体制は、2006年4月に秋元(当時17歳)が大島優子などとともにAKBの2期生として加入し、すでに東京・秋葉原のAKB48劇場で公演を行っていた1期生が「チームA」になると同時に、2期生による「チームK」が結成され、新たな公演をスタートさせたことに始まる。
2010年には、その後加わった「チームB」とあわせて全チームが再編成され、秋元は新生チームKのキャプテンとなった。筆者はこの時期のチームKの劇場公演を観たことがあるが、メンバーが固い絆で結ばれ、力強いダンスなどから体育会系とも称されていたとおりの印象を抱いた。
それは秋元の個性によるところも大きかった。AKBの公式サイトのプロフィールで初めて彼女の写真を見たとき、こんな大人っぽい子もいるんだと驚いた記憶がある。長身で体を鍛え抜いた秋元の存在は、従来のアイドルのイメージを覆すに十分であった。
AKB48のオーディション前に「これはちょっと無理です」
じつは当の秋元は、AKB48のオーディションを受ける際、運営側から「オーディション前に一度、劇場を観に来たら?」と誘われたので行ってみたら、AKBが彼女の想像以上にブリブリのアイドルだったため、「これはちょっと無理です」と劇場支配人にはっきり伝えていたという。しかし、家で父にそのことを話すと、「才加が入ったら、カラーも変わるかもしれないじゃん。受けるだけ受けたら」となぜか熱っぽく勧められた。そこで思い直してオーディションにのぞみ、合格したのだった。
加入当初は彼女も頑張って「可愛くしていよう」とブリブリしていたものの、半年ももたなかった。肩幅の広さや手が大きいことなどコンプレックスは多かったが、やがてそれを受け入れるうちに楽になったと、その名も『ありのまま。』(徳間書店、2013年)という著書で明かしている。著書ではこんなふうにも書いていた。