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「いい加減にしろよ、死ねってメールが毎日」「口に出すのも憚られるヒドいものも…」“ジャニーズ性加害問題”元ジュニア3人が「4カ月の誹謗中傷」を語り尽くした

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志賀 2004年に性加害があったとする判決が確定したにもかかわらず、カウアン君の時代まで続いていたことに驚きました。私が退所するときにも、告発本の依頼がきたけれど、両親が健在だったし、役者として活動もしていた。大先輩の北公次さんの本など、様々な告発本があったのに報道されずスルーされていたし、私が本を出していたとしても、当時は握りつぶされたんだろうと思います。

志賀泰伸氏(55) ©文藝春秋

「売名行為だ」ネットでは容赦ない誹謗中傷が投げつけられ…

橋田 ずっとジャニーさんのことは囁かれていたじゃないですか。僕は信じてなかったんですよ、その噂を。でも実際に自分の身に起きたときに、「あっ、本当だったんだ」という衝撃があったし、「ということは、昔から言われていたことも全部本当だったのかもしれない」と。

橋田康氏(37) ©文藝春秋

 性被害の実態を告発した3人にはネット上で容赦ない誹謗中傷が投げつけられた。

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志賀 カウアン君、橋田さんが出てきたことに、勇気をもらいました。本当に勇気ある告発だった。でもその2人に対する誹謗中傷がすごくて。「売名行為だ」「金目的だ」などをはじめ、口に出すのも憚られるようなひどいものもあった。それでデビュー組である私が語ることで、そうじゃないと伝えたかった。自分から文春さんに連絡を取りました。辛い経験を覚悟を持って話した2人を叩きのめしていく構造が私はどうしても許せなかった。