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 写真集で見せた素顔と『花宵道中』での演技を経て、 “子役”イメージからの脱却を果たした安達。これを機に不倫妻役や、キャバクラオーナー役などさまざまなキャラクターを演じ、女優としての幅を広げていった。

安達祐実 ©文藝春秋

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で“大根女優”役を演じる

そして、3つ目の転機となったのがNHKの朝ドラだった。

「主演としての仕事は少ないのですが、脇で印象的な演技をみせる女優として再評価されるようになった。2021年の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』(NHK)で“大根女優”役を演じて以降は、プロデューサー陣からも『安達祐実、いい女優さんだよね、起用したいね』と一層評価が高まっている。

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 21年11月で30年所属したサンミュージックを退所し独立しましたが、仕事は順調でスケジュールも押さえにくくなっていると聞きます」(キー局プロデューサー)

 プライベートでは、昨年5月に女性誌で夫との別居も報じられたが……

「安達さんの個人事務所は『セキュリティ上の問題と、子育ての環境を考慮した上です』と回答し、否定しませんでした。

一方で一時期は確執があり疎遠だった母の有里さんとの関係はよくなり、実家にはよく帰っているそうです。下のお子さんがまだ7歳と小さいため、仕事のときは預けて見てもらっているとか。

 実家では仕事の話や旦那さんの話はしないそうですよ。紆余曲折を経て、親子のちょうどいい距離感を掴んだのではないでしょうか」(前出・芸能記者)

41歳の誕生日にアップした写真本人インスタグラムより)
 

 苦難の20代を経て、殻を破った30代、そして40代で再ブレイク――。女性誌のインタビューで「ゆくゆくは『上品なおばあちゃん』みたいなイメージの女優さんになっていけたらいいな」と語っている安達。まだまだ続く女優人生。これからも意外な一面を見せて世間を驚かせてくれそうだ。