今年のベイスターズ七不思議のひとつ
宝石のような東克樹投手と山本祐大選手のバッテリー、ヒーローインタビューでの「祐大のおかげです!」「東さんの笑顔が見たいから!」は、2023年のベイスターズ流行語グランプリの上位入賞間違いないところです。
先にお立ち台にいる東さんの呼び込みで、ニコニコの祐大くんがやってきてインタビューに加わる一連の流れ、今年何度も見たパターン。「またかよ!」とツッコみつつも何度見ても良いものでした。いやーこれも今年まだまだ見たいなあ。
後半、今永昇太投手が全く勝てなくなってしまったのは、今年のベイスターズ七不思議のひとつでしょう(残りの6つはまた別の機会に)。
最高に調子が良いわけでもないときでも、修正して形にしてくる今永さんの真骨頂ピッチング。打線とのかみ合わせもあるのでしょうが、半分以上は勝っててもおかしくない内容だったと思います。勝てなかった分のツキは、CS以降にとってあると信じています……! いや、ひとつでも勝っていればいまの順位も……という話はなしです!! それが野球!!!
ひらがなで「ゆうしょう」と書くと牧秀悟そっくりになる……! このことに気づいたとき僕は震えました。ベイスターズが前回優勝した1998年生まれと言うのもやはりなにかの啓示に違いありません。まさに横浜優勝の申し子・牧秀悟。優勝できないはずなどないのです!
……などと息巻いてしまいましたが、全てはあと数日で明らかになること。シーズン143試合、最後の143試合目まで真剣に一喜一憂できる野球を見られただけでも幸せなのに、まだ試合がある! あと数日、わくわくしながら待ちましょう。我々にできることは応援と、徳を積むことくらいです。
奇しくもこの文集ペナントレースもラストの一戦にCS出場が懸かっているという不思議なリンク。大変な場を任されてしまいましたが、ベイスターズと一蓮托生なら本望! この試合も勝って、文春ベイスターズも本家ベイスターズもCS勝ち抜けますように! 俺達はあきらめが悪い!
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