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バダサイの逮捕、A子さんの早期流産

 前出・A子さんの友人Bさんが振り返る。

「バダサイさんがA子の『妊娠』に向き合わないことで関係は壊れました。そしてバダサイさんは、他人を巻き込んでA子を追い込み始めたんです……」

 2人が知り合ったのは2021年秋ごろだという。

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「共通の知人もいて急接近しました。バダサイ氏はA子宅に通いつめ、男女関係に。A子もバダサイを信頼して、仕事やプライベートの相談をしていた」(Bさん)

 交際は穏やかに続いたが、転機は22年10月に訪れた。前出のバダサイの逮捕と、A子さんの「妊娠」である。

 バダサイとともに、自宅マンションで同居する別の女性も逮捕され、その存在が新聞で報じられたのだ。A子さんは同居女性の存在を知らされておらず、驚愕したという。

本人インスタグラムより

 一方で、同じ時期に、A子さんの身体にも大きな変化が起きていた。

「A子の体調がかなり悪くなって、その後、通常とは違うレベルの不正出血があった。周囲の女性たちに相談すると『それはおそらく妊娠で、早期流産が起きたのでは』と意見が一致。医師にもその可能性を指摘されたそうです」

 そこでA子さんはバダサイに「大事な話があるので会いたい」「電話でもいい」と打診。対してバダサイは「忙しいけど気持ちは変わらないよ」「俺も会いたいと思ってる、時間を作る」と言い続けつつも、釈放から3か月ほどが過ぎて、ようやく年明けの今年1月と2月、対面が実現したという。

海外で撮影したとみられる「舐達麻」のMVの一場面(YouTubeより)

A子さんが別れたい意向を告げるとバダサイは…

 1月の対面時にA子さんは「流産したかもしれない」などと伝達、話はもつれた。続く2月、A子さん宅で「別れ話」のために再び会うはずだったのだが――。

「バダサイさんは当日、会う予定を取りやめると言い始めたんです。あの“流産“から4か月が過ぎるA子は、体調も芳しくない上に、『もう待てない』との思いでした。それに同居女性の存在を知らなかったので、その点もはっきりしなければ、逆に『泥棒猫』扱いされかねない。だから彼女は身を守るためにも、けじめをつけて別れたい意向を事前に伝えていたんです」

 すると――バダサイは、予想外の行動に出る。

「バダサイ氏は会って話したがるA子を嘲るように、なぜか『裸の写真』の送付を要求してきたのです」