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《横浜ラーメン店長殺人事件》「1杯500円」地元で愛された‟豚骨醤油”の店で起きた‟出禁トラブル”とは「職人気質で静かな人でした」

《横浜ラーメン店長殺人事件》「1杯500円」地元で愛された‟豚骨醤油”の店で起きた‟出禁トラブル”とは「職人気質で静かな人でした」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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夜になると酔っ払いが多くなり…

 近くの飲食店で働く男性が続ける。

「コロナ前に1回お店に行ったことがあります。普通のラーメン屋のお兄ちゃんという感じ。その後も路上ですれ違えば、ちゃんと挨拶してくれる人だった。周辺には居酒屋も多いので、泥酔した客が店内で寝ちゃったり、騒いだりして、近くの交番の警察官が店に来たのを見たことはあるけど、大きなトラブルはなかったんじゃないかな」

亡くなった大橋弘輝さん(本人Facebookより)

 前出とは別の常連客が明かす。

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「大橋さんは静かで職人気質な人。ラーメン屋でも黙々と作業している感じで、特段愛想を振りまくようなタイプではなかったです。だからといって恨まれるような人でもなかったと思う。

事件当日は「臨時休業」の札が掲げられていた ©文藝春秋

 ただ、夜になると酔っ払いが店にやってくることが多いからね。店でトラブルを起こし、“出入り禁止”になった酔っ払いの男がいたと聞きました。でも揉め事といえば、それぐらいしか聞いたことがない。本当に残念です」

 事件が発生した9月15日は営業日だったが、夜、親族が店を訪れた時にはシャッターがおり、「臨時休業」の札が掲げられていたという。犯人逮捕に向けて警察の捜査がつづいている。

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「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。

 文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks

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