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デヴィ夫人(83)モナコ慈善団体から「持ち逃げ」した1700万円が返還されていた 理事に対して「口座も作れない人達」と逆ギレ告発も

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : エンタメ, 芸能

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 理事の一人が取材に語る。

「私たちは今夏から、銀行さんに対して通帳類のアミチエ側への再発行をお願いしていました。それがこのたび無事に再発行されて、手元に戻ったのです。夫人とのトラブルで数か月間も身動きが取れず、会員さんに心配をかけていました。決して夫人から自主的に返却されたわけではないのですが、本当にほっとしました。まだ帳簿などの重要資料や印鑑などが夫人のもとにあるなど問題は残りますが、これから一歩ずつ団体の正常化を目指します」

創始者のマダム・レジーヌ氏(左下)とデヴィ夫人(本人ブログより)

 デヴィ夫人は自身の主張する経費を「引き出す」などとも主張していたが、実際に届いた通帳を見ると約1788万円がそのまま残っていたという。理事らは念のため、明細を発行するなどして不審な出金がないか調べている。

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 一方のデヴィ夫人は報道後、トラブルについて沈黙を守り、アミチエ側にも一切釈明はしなかった。

「私のゴシップ記事についてご説明いたします」

 だが、9月30日、デヴィ夫人は突如、自身のインスタグラムに反論を書き込んだ。

「『文春』にのった 私のゴシップ記事についてご説明いたします。(略)事実無根です。(略)ウクライナ行きの(略)飛行機代は自己負担で行っております。その私が持ち逃げなどする筈ありません」

「残金を振り込むので(略)新しい口座を作成してください、と再三言ってきましたが、未だに作らないのは 口座も 作れない人達なのでしょうか」

「彼らに別れを告げたのは私です」

報道について「事実無根」と反論した夫人のインスタグラム

 実際、渡航費はアミチエに事後請求し、ルール違反で否認されたものだ。また前述のように、デヴィ夫人は持ち逃げした通帳類を「私が使う」と返却せず、なぜか独断で主張する経費を差し引いて「残金を振り込む」などと主張していた。

 また口座通帳は銀行によってアミチエ側に再発行され、事実上返還された。こうした経緯は、複数の関係者への取材、文書で確認している。

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)などバラエティ番組で活躍し、SNSでも多くのフォロワーを誇るデヴィ夫人。1700万円の金銭トラブルについて、納得のいく説明が待たれる。

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