「除名後も笹川氏は議員辞職せず、府議会で一人会派をつくって活動を続けていますが、宮脇氏に対する性的暴行もあったのではないかと囁かれていました。宮脇氏は弁護士を通じて、改めて謝罪を求めたものの、笹川氏から反省や誠意は感じられなかった。さすがに許しがたいということで、夏頃から被害届の提出を検討していました。複数名の捜査員がすでに動いていると聞いています」(維新関係者)
宮脇氏に改めて見解を尋ねると…
笹川氏は自身のX(旧Twitter)上で、橋下氏が代表を務める法律事務所の代理人名で次のようなコメントを発表している。
「笹川氏が,宮脇希大阪市議会議員(以下,『宮脇市議』といいます。)に対して,性的暴行に及んだとの事実は一切ありません(こちらは単に笹川氏の記憶のみに依拠しているわけではなく,客観的事実にも依拠しております。)。したがって,今後,当方としては宮脇市議に対して,名誉毀損,虚偽告訴などのあらゆる責任追及を検討していくことになります。以上の経緯ですので,各報道機関の皆様におかれましては,本件について取り扱われる際には,新たな紛争の火種とならない様に,内容について細心の注意を払って頂けますよう,よろしくお願い申し上げます。」(原文ママ)
宮脇氏に改めて見解を尋ねたところ、以下のように回答した。
「捜査中につき、お話しできません」
府警は笹川氏の性的暴行疑惑について、両議員から事情を聞き取るなどして、捜査を進める見込みだという。
文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。
※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。