ーー靴下を履かないのも、アイビールックがルーツですか。アイビールックだと、素足でローファーを履きますよね。
石田 靴下を履かないのも、自分としては普通にやってきてたことです。でも、さすがに冬は靴下履いてました(笑)。だけど、“靴下を履かない”のが広まって固まっちゃうと、もう履けなくなっちゃう。冬に履いていて「あれ、今日は靴下履いてるんですね」とか言われて、「ヤベえ」と思ってしまう自分がいるんですよ。
自分では当たり前だったこと、普通だったことが、変な形でイメージやレッテルになってしまうんですよ。まぁ、変な星の下に生まれてますね。
通っていたスポーツクラブの出禁を言い渡される
ーー2020年の4月、新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が出されていた時期に沖縄でゴルフをして、さらにコロナにも感染していたことで非難されました。“いけ好かない奴”のイメージも相まってなのか、糾弾の勢いは凄まじかったですね。
石田 収入も10分の1ぐらいになってしまいましたけど、それはしょうがないですよ。
あのときは僕のまわりからも非難囂々で、通ってたスポーツクラブでも「来るな」って言われましたね。
ーー4月14日に入院して、5月12日に退院しましたが、退院後にスポーツクラブの出禁を言い渡されたのですか。
石田 退院後です。退院して2ヶ月ぐらい経った7月頃に行ったら、コソコソ言われるわけですよ。そうしたら、ある会員の方が「石田さん、ちょっと行儀が悪いんじゃないですか?」と言われて「え、どういうことですか?」と聞いたら、「みんなが『来ないでほしい』って言ってるんですよ」って。それで「わかりました」と答えて、行くのをやめました。
そこから1ヶ月半経ったあたりかな。「来てもいい」的なことを言われましたけどね。
コロナでのバッシングで収入が10分の1に
ーーバッシングは、相当に辛かったのでは。
石田 あの騒動で、(妻の東尾)理子に「信じられない」と言われたのが僕的には一番ショックで。そこに関しては平行線のままというか、大げさに言っちゃうといまだ修復できてないんじゃないかな(笑)。彼女は家にいるのが好きだから「おとなしくしとけばいいのに」って考えもあるのでしょうが。
あれ以来、お義父さんの東尾(修)さんに電話を掛けても出てくれないことが多いですし(笑)。コロナの騒動が原因かどうかはわからないですけど。
ーー収入が10分の1になったと仰っていましたが。
石田 まず、コロナ禍でイベントの開催ができなくなったことで、営業的な仕事がなくなったんです。イベントの司会とかゴルフ大会のゲストといった仕事が多かったんですけど、そういうのがほぼなくなったので収入がガタガタっと。