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登録者数30万人超の“教育系YouTuber”の証言
ところで、このように授業動画の正確性にばらつきが見られ、ある種ファンビジネスのような様相を呈している動画SNSの現状について、実際に授業動画を提供するクリエイターはどのように考えているのだろうか。
登録者数が30万人を超える、とある教育系YouTuberは次のように語る。
「授業動画の正確性に気をつけるのはもちろん、勉強法を紹介するときもこれまでの経験や自分の実践をもとに紹介するようにしています。そしてできるだけ現場からフィードバックをもらい、生の声を聞いてブラッシュアップすることは欠かせません。特に勉強法には『合う/合わない』があるのは当然なので、それも伝えるようにして、取捨選択して自分の勉強に活かしてほしいと思っています」
このように「視聴者にとって有益なコンテンツを提供したい」という思いから、慎重に発信内容を検討・確認した上で動画を公開しているクリエイターも多いのは事実だ。
実際、情報の取捨選択をしたり、学習法については効果を見極めつつ自分に「合う/合わない」を踏まえて上手く活用したりできれば学習効率を上げていくことができる動画SNSの可能性は否定できない。そこで、最後に動画SNSのコンテンツを活用する際に大切な3つのポイントを紹介しておきたい。