1ページ目から読む
3/3ページ目

「だるまご飯」は玉子かけごはんにたぬきがのっているのがキーポイントだ。これにテーブルに置いてある特製醤油をかけて食べてみる。特製醤油はたまり系醤油だったのだが、甘みだけでなく香りが立って「だるまご飯」にすごくマッチしている。そばを食べ終わってから、漆黒つゆをかけてオジヤ風にして食べたのだがこれがまたすごくうまい。

紅しょうがと玉ねぎのかきあげ天がのっている
カリカリたぬきがキーポイントの「だるまご飯」

 友人が頼んだ「きのこ天そば」もきのこがコリッとしてうまかったとか。友人はうますぎて漆黒つゆをすべて飲んでしまった。しかしこのつゆは謎が一杯だ。

友人が頼んだ「きのこ天そば」漆黒つゆがバエル

つゆ、天ぷら、そばの味は、そば好き社長がすべて決定

 広報担当の方に話を聞くと、「だるま堂本店」を経営する会社の社長は大のそば好きで、趣味でそばの食べ歩きをしていたが、いろいろな店を食べ歩くも自分に合う理想の味の店にあまり出会えなかった。そこで自分で好みの味を追求しお店をやってみようということになったとか。つまり「だるま堂本店」のつゆ、天ぷら、そばの味はすべて社長が決めているそうだ。特にこの漆黒つゆは自家製で、作り置きなどせず毎朝仕込んでいるという。また特殊な技法で仕込みをしているため1日50食前後が限界だそうである。

ADVERTISEMENT

「醤油の濃厚な風味と後からくる甘味を楽しめるような、だるま堂の濃口関東そばを是非味わって欲しいと思います。また、夜は鉄板焼きや新鮮なホルモン、お好み焼きを自家製のタレと特製ソースで提供しています。11月からは女性店長と女性スタッフだけで頑張る予定です。是非お越し下さい」とのこと。

 お店の方に挨拶して、帰りは松戸より近いと常連さんが教えてくれた北総線北国分駅まで歩いて帰ることにした。「だるま堂本店」は聞きしに勝る漆黒つゆの店だったが、その味は口あたりがよく、辛いことはない大変うまいつゆだった。いつか「おかわり自由無限生たまご」や「おかわり自由無限納豆」に挑戦してみたいが、夜のホルモン焼きも気になるし、トッピングの「ホルモン揚げ」もうまいらしい。再訪必至である。

帰りはそのまま南下して北国分駅へ向かった

INFORMATION

だるま堂本店 
住所:千葉県松戸市二十世紀が丘萩町1-2
営業時間:
月・水~土(そばの部門)7:00~14:00、(ホルモン焼きの部門)18:00~1:00(Lo 24:30)
日祝(そばの部門)9:00~15:00、(ホルモン焼きの部門)18:00~2:00(Lo 1:30)
※夜はそばを販売していません
定休日:火曜日