「だるま堂セット」はごはんおかわり自由とか。さらに券売機には「おわかり自由無限ごはん」（140円）、「おかわり自由無限生たまご」（90円）、「おかわり自由無限納豆」（90円）というメニューがあってびっくりした。
天ぷらは仕入れがすべてあれば「春菊天」、「かきあげ天」、「きのこ天」、「ちくわ天」、「なす天」、そして「とり唐」、「ホルモン揚げ」などがそろっている。「生ビール」、「ハイボール」、「レモンサワー」などのアルコールも置いてある。
入店すると室内はウッディな雰囲気で、立ち食いカウンターと4人掛けテーブル席が4つに、小上がり4人席が2つとかなり大きい。お店は男性の方が1人で切り盛りされていた。
漆黒つゆにびっくり仰天、しかもうまい
「だるま堂セット」と「かきあげ天」のチケットを渡しそばで注文した。待つこと1分。すぐに完成したので取りに行く。このそばのうつわをみて欲しい。びっくり仰天の色である。浅草橋「野むら」より濃いかもしれない。つゆがすごい漆黒である。それをみて少し目が大きく開いたような気がする。漆黒つゆのそばに「かきあげ天」がのり、大き目なうつわの「だるまご飯」にはたぬきがのり、お新香が付いている。
まずつゆをひとくち。「あれ？ しょっぱくないぞ」色は漆黒だが、醤油辛い感じは一切ない。鰹出汁だろうか、十分な旨味も感じられる。この返しは溜まり醤油だろうか、その割に甘さはあまり感じない。これはなかなかうまいつゆだ。「かきあげ天」は玉ねぎと紅しょうがのかき揚げで、つゆに浸すと梅酢の味が感じられてなかなかよい。そばは大手製麺所のゆでめんだがコシも感じられる。全体的にバランスがよくまとまっている。しかし、不思議なつゆである。
