NHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロイン・福来スズ子を演じる女優・趣里(33)と、その父親で『相棒』(テレビ朝日系)シリーズで主人公・杉下右京を演じる俳優・水谷豊(71)が今年10月、2人で新会社を立ち上げていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

水谷豊は現在71歳 ©文藝春秋

 趣里は1990年生まれ、東京都出身。父親は水谷、母親は今年デビュー50周年を迎えた、元キャンディーズで歌手の伊藤蘭(68)だ。

「趣里は2011年に女優デビュー。2018年公開の映画『生きてるだけで、愛。』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。今回、4度目のオーディションで朝ドラヒロインの座を掴み取りました。一方、水谷も現在、『相棒 season22』が放映中。昨年から初代相棒の寺脇康文と再びタッグを組んでいます」(芸能記者)

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 そんな2人が10月20日付で立ち上げたのは、「Trysome Bros.LLC合同会社」。同社の法人登記簿によれば、株式会社の取締役に当たる業務執行社員は水谷と趣里の2人で、代表社員は水谷だ。目的欄には、「1.芸能タレントの養成及びテレビ、映画、演劇等出演の斡旋業」「2.映画、演劇、テレビ番組、インターネット番組及びコンサートの企画及び制作」などから、「8.スポーツレジャー施設の経営」「9.喫茶店、レストラン等の飲食店経営」まで幅広い事業内容が並んでいる。

父娘の“新会社”の登記簿

 果たして、10月に『ブギウギ』や『相棒 season22』が始まった直後というこのタイミングでなぜ、2人は新会社を設立したのか。

 水谷が「週刊文春」の取材に応じた。