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大野雄大(35)の“アンチ立浪会見”で中日が騒然 「米なしCLUB」に「お願い、辞めて、タッツ~♪」まで飛び出すチームの“あり得ない雰囲気”とは

大野雄大(35)の“アンチ立浪会見”で中日が騒然 「米なしCLUB」に「お願い、辞めて、タッツ~♪」まで飛び出すチームの“あり得ない雰囲気”とは

2023/11/14
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反立浪は大野の独断ではなく、チームの総意?

 大野は会見で、選手会長の柳裕也、高橋宏斗、小笠原慎之介のローテーション投手たちと食事を共にしたことを明かした。その上で「どうしていったらいいのかと話したりもした。いろんな意見を交換したので、それを実行していけたらなと思います」と投手陣が一枚岩であることを強調し、その総意を代弁したようでもあった。

 大野は2022年に、9回まで完全試合と快投したものの味方打線の援護がなく、大記録が幻に終わったことがある。

「立浪監督が就任する時に、長く低迷している打線について『必ず、何とかします』と大見得を切ったが、2年たっても何ともならなかった。好投しても打線に足を引っ張られて勝ち星が付かない投手も多く、大野以外も投手陣は監督に冷めた思いを抱いている」(前出のスタッフ)

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根尾昂の打撃を熱血指導する立浪監督 ©時事通信社

 会見後の記者による囲み取材で、大野は「ここでしゃべったら(紙面に)載ると思いますしね。見てくれると思うので」とチームへの提言は意図的だったとしつつ「僕も35歳になって、そんな長くは(現役で)できませんし。チームのことはすごく思いながらやってきましたけど。嫌われずにやってきたのでね。でも長くないので、考えながら…」と波風を立ててでもチームを立て直したい思いをのぞかせた。

 立浪監督は現役時代、卓越した実績とリーダーシップで「ミスタードラゴンズ」と称された。監督としては、しかし、その威光を失ったまま、3年契約最終年のシーズンに臨むことになりそうだ。

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