白シャツにグレーのニット、膝上のプリーツスカートと黒タイツ――。『冬ソナ』ブームから20年。女優、チェ・ジウ(48)の制服姿が話題を集めている。

《またいつ制服を着てみようかな》

 そんなコメントとともにチェ・ジウが制服姿の写真をインスタグラムにアップしたのは、13日のことだ。

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チェ・ジウ ©文藝春秋

スリラー映画で7年ぶりの主演

「チェ・ジウさんはこの日、今月8日に公開されたオムニバス形式のスリラー映画『NEW NORMAL』の番宣のためバラエティ番組に出演。制服はその際の衣装だったようです。結婚以来、女優としての活動は控えめだった彼女ですが、本作ではおよそ7年ぶりに主演を務めています」(芸能ライター)

 ジウは1994年に韓国の放送局MBCのタレントオーディションに合格し、芸能界入り。96年に視聴率60%超えの人気ドラマ『初恋』でペ・ヨンジュンの相手役を務め、一躍人気女優の仲間入りを果たした。在韓ジャーナリストの金敬哲氏が語る。

ペ・ヨンジュンとチェ・ジウ ©文藝春秋

「彼女は発音が舌足らずで幼い印象もあり、お世辞にも“演技派”とは言い難い。しかし相手役の俳優を引き立たせる独特の魅力があり、韓国の恋愛ドラマには欠かせない存在として活躍しました」

 そんなジウが日本で知られるきっかけとなったのが、韓流ブームの火付け役となったドラマ『冬のソナタ』。2003年に日本で放送されるやいなや、主婦層を中心に支持が広がり “冬ソナ現象”と呼ばれる社会現象にまで発展。ジウの演じたユジンのおかっぱ頭や衣装を真似る女性が続出した。