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「『冬ソナ』に続き、ジウがヒロインを務めた翌年のドラマ『天国の階段』も最高視聴率45.3%の大ヒットを記録。同作の涙を誘う演技が評判を呼び、『ジウが泣くほど視聴率が上がる』とまで言われ、“視聴率女王”の異名を得るまでになった」(同前)

“視聴率女王”の異名を得るも、ヒット作に恵まれず…

 06年にはTBS日曜劇場『輪舞曲―ロンドー』で竹野内豊とW主演し、日本のドラマに初出演。活動の幅を広げるも、以降はヒット作に恵まれず、苦戦を強いられた。

制服姿のチェ・ジウ(本人インスタより)

「07年のドラマ『エア・シティ』が大コケしてしまい、“視聴率女王”の座から陥落。『家政婦のミタ』の韓国リメイク版に挑戦するなど、かよわいヒロインのイメージから脱却を試みましたがあまり話題にならなかった。しかしジウのアジア圏での人気は根強く、海外輸出を念頭にドラマを制作する韓国では唯一無二の存在として重宝され、韓国での人気が低迷してからも年に1本のペースで主演ドラマが作られ続けた」(同前)

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突如、一般人との結婚をSNSで発表

 14年に所属事務所を移籍すると、バラエティ番組にも進出。明るく気さくな素顔を見せて、再ブレイクを果たした。

 そんなジウが突如、一般人との結婚をファンクラブのサイトで発表したのは、18年3月。事務所はおろか、マネージャーすらもジウからの発表で結婚を知るという、まさに青天の霹靂の出来事だった。

チェ・ジウ ©文藝春秋

「ジウは過去にペ・ヨンジュン、チャン・ドンゴンとの交際が噂されたことがありましたが、どちらとも双方が否定。ジウがこれまでに認めた熱愛は、『エア・シティ』で共演した6歳年下の若手俳優、イ・ジヌクのみでした。その彼とは4年ほど交際しましたが、兵役の間に破局。ジウはこの時メディアに追い回されたトラウマから、『公開恋愛だけは二度としない』と語っていました。だからこそ結婚についても秘密主義を貫いたのでしょう」(同前)

 結婚報告の直筆のメッセージには《公人ではない彼に負担になってしまったら、と慎重になるしかなかった点をご理解ください》と綴られていた。

“公人ではない”としか明かされなかったジウのパートナーとは一体何者なのか。