文春オンライン
アイドルでも俳優でもない…市川團十郎と小林麻央の愛娘・堀越麗禾(12)が熱弁する“推し”への愛とは「何であんなに可愛いんでしょう?」

アイドルでも俳優でもない…市川團十郎と小林麻央の愛娘・堀越麗禾(12)が熱弁する“推し”への愛とは「何であんなに可愛いんでしょう?」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ, 映画

note

ハリウッド監督からの“ラブコール”

『ザ・クリエイター/創造者』は、『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』を監督したギャレス・エドワーズの最新作。近未来を舞台に“人類とAI”の関係性を問い直すSF超大作だ。堀越が演じるのは、世界を揺るがす秘密を秘めた、超進化型AIの少女・アルフィー。“裏の主役”ともいえる重要なキャラクターをオーディションで射止めた。

「合格のメールをもらったときはもう、『ふわぁ~!』って舞い上がっちゃいました。父も弟もとっても喜んでお祝いしてくれて、エドワーズ監督からも『合格おめでとう』と動画をいただいたんです。

 なんて丁寧な方だろうと感動したんですけど、舞台挨拶でご一緒したら、アドリブで次から次にジョークを飛ばされて……。『1万円あげるから、とても才能のある監督だって観客にアピールしてくれよって、舞台裏で言っただろ?』なんて突然振られて、『ええっ、聞いてない!』って汗をかきました(笑)」

ADVERTISEMENT

「監督と渋谷のロケ地をバスで回った時も、たくさん笑わせてくれました」と思いを馳せる。「麗禾、ハリウッド監督の友達はいる? 今日から僕がその第一号だ」「素晴らしい吹替で、多大なるインスピレーションを与えてくれた」と惜しみないラブコールを送ってくれたという。

「そう言っていただけてホッとしました。映画の吹替は2度目で、前回のアニメ『DC がんばれ!スーパーパペット』では見るからに可愛い子猫役だったんです。アルフィーはうってかわってミステリアスで、『いったい何者なんだろう?』って頭にハテナがたくさん浮かぶ役。

演じているマデリン・ユナ・ヴォイルズさんがとにかくすごい役者さんで、目を閉じていても声だけで、言葉はなくても表情だけで、アルフィーの“心”が伝わってくるんです」

 だからこそ、吹替のハードルは高かった。しかも情報漏洩を防ぐため、台本はアフレコ当日に渡されたという。

写真=松岡一哲
ヘアメイク=友森理恵
スタイリング=後藤仁子

アイドルでも俳優でもない…市川團十郎と小林麻央の愛娘・堀越麗禾(12)が熱弁する“推し”への愛とは「何であんなに可愛いんでしょう?」

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー