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《吉原刺殺事件の初公判》「1回の映画では?」「13万円。そういうものだと思います」今井裕被告が語ったA子さん殺害の“身勝手すぎる理由”と“異様な金銭感覚”

《吉原刺殺事件の初公判》「1回の映画では?」「13万円。そういうものだと思います」今井裕被告が語ったA子さん殺害の“身勝手すぎる理由”と“異様な金銭感覚”

2023/11/21

genre : ニュース, 社会

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 今年の5月5日、東京都台東区の風俗街・吉原のソープランド店で、女性従業員のAさんが客だった今井裕被告(犯行時32歳)に折りたたみ式ナイフで殺害された。11月20日に事件の初公判が東京地裁で行われ、今井被告が法廷に現れた。

 Aさんの予約ができなくなったために自殺を考え、被害者Aさんを殺害し、自分も死のうと思ったことを明らかにしたが、弁護人からの「被害者に好意はあったのか?」との質問に対しては否定した。

 検察側によって、事件の概要も明らかになった。

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亡くなった女性

  2023年5月5日午前11時19分に「ソープランドで従業員の女性が倒れている。刺した男も倒れている」などの119番通報があり、直後にも、「接客中に刺された」という110番があった。

 男性従業員はドリンクを客室に運ぶ途中で、廊下に倒れている今井被告を発見した。「どうしました?」と声をかけると、今井被告は「過ちを犯してしまった」と話したという。

送検される今井容疑者 テレ朝NEWSより

 11時26分に警察官2人が現場に到着し、その3分後に救急隊が到着。客室へ向かうとAさんが首の左側の部分から出血した状態で倒れており、呼吸や脈がなかったため病院に搬送された。廊下で倒れていた今井被告は、従業員によって確保された。「僕もお腹が痛いので救急車に乗せてください」と言い、救急搬送された。

「Twitterで知りました」「会ってみたいと思いました」

 被告人質問では、今井被告とAさんが初めて会ったのが2019年であることも明かされた。場所は川崎のソープランドだった。今井被告は別のソープランドのボーイとして働いていたが、Aさんが所属する店舗の客室が満室だったため、今井被告が所属する店舗の空室を借りにきたのが初対面だったという。しかし、この時は今井被告が顔を見ただけで、会話はしていない。次に接点を持ったのは2022年の4月だった。

弁護人「(Aさんを指名したいと思った)きっかけはなんだったのか?」

今井被告「Twitterで知りました。別の女の子のツイートをいろいろ見ていたら、辿り着きました」

弁護人「どう思った?」

今井被告「川崎の店をやめたんだと思いました。会ってみたいと思いました」

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