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月島 夏木マリさんみたいになれたらいいな、と思っていて。かっこいいじゃないですか。日本のおばあちゃんって「おばあちゃんだなぁ」って思うことがあって。以前、冬に1ヵ月ハワイに行ったことあるんですけど、おばあちゃんも派手な色の三角ビキニとか着ていて、めちゃくちゃかっこ良かったんです。

 で、帰ってきたら「日本の冬って、なんて灰色なんだろう」って悲しくなって。私はおばあちゃんになったらピーカンでいこうって決めていますね(笑)。

──素敵です。

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月島 ただ、今はちょっと中途半端な年齢だと思っていて。70歳ぐらいになったら、ハジケられるのかなとは思うんですけど。お金を使ったり運動したりすれば、40代は30代ぐらいの見た目にはなれるんです。私は30歳ぐらいから美容にお金をかけ出したんですが、30歳でも20歳の見た目にはなれる。

 でも、美容整形に手を出す人って、だいぶ劣化してからお金をかけだすと思うんですが、それは無理があると思うんですよ。だから若くいたいんだったら早くお金を貯めて、若いうちからお金かけなさいって言いたいですね。ババアになってから20歳にはなれません。

©三宅史郎/文藝春秋

──説得力があります……。

月島 美容整形のビフォーアフターとかを見ていると、リフトアップをやる人って、ダルダルになってからが多いと思うんですけど、昨今のキャバ嬢は30歳ぐらいからリフトをやってるんですよ。それぐらいの年から美容にお金をかければ、もう老けないんじゃないかって思いますね。

「誹謗中傷してくる人間」に会いにいってみた

──SNS上で年齢などについて叩かれたことはありますか?

月島 SNS始めたばかりのときは、本当にいろんな声に傷ついていました。でも、ある時から開示請求をしてみるようになったんです。それは「月島圭」ではなくて、漫画家としてやっているアカウントの方なんですが、弁護士と一緒にどんな人が誹謗中傷を書いているのか興味本位で会いに行ったんですよ。

 これまで4、5人と会ったんですが、正直、誰もイケてなかったし、お金ももっていなかったんです。「そういうことか」って思って。何か不安がある人たちなんだな、と思ったら「そんな人が言ってるんなら、しょうがないか」って思うようになりましたね。

 自分に満足している人はそんなこと思わないんですよ。私も大学時代とか、若い時はお金がない時期が長かったんですけど、当時は人のことをひがんだりしていました。悪口を書き込むまではいかないですけど、内心ドロドロしたことを思ったり。そういう気持ちを払拭したくて、手っ取り早くお金を稼いだら潤うんじゃないかと稼ぎ始めたら、効果てきめんでしたね。小さいことはどうでもよくなりました。好きなことをして、自分にも人にもお金を使えるようになったら、幸せになりました。

──どんな人が中傷コメントを書き込んでいたんですか?