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「何コレ!?」“もはやアスリート”な道端カレン(43)が驚いた「自在に体型を変える筋トレ・食事・睡眠のスゴさ」《40代でどこまで変われるか試したい》

道端カレンインタビュー#2

2023/02/25
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 道端カレンは2021年から本格的なボディメイクを始め、さまざまな大会で優勝・入賞するなど、結果を出し始めている。

「もっとマッチョになりたい」「バッキバキで全然かまわない」と言わしめる、ボディメイクの魅力とは。初めての大会で選手の体を見たときに、なぜ感動したのか。

 この記事ではより《筋肉》にフォーカスして、本人に話を聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)

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©文藝春秋 撮影/鈴木七絵

「タレントのお遊び」と思われたくない

――カレンさんの大会の写真を見ると、すごいスタイルで、さすがエリート・モデル・ルック出身だなと。そして道端三姉妹といえば、一般的には「いつも華やかな雰囲気」「セレブっぽい」という印象です。

左から道端アンジェリカ、道端ジェシカ、道端カレン 『道端3姉妹スタイル ALL ABOUT MICHIBATA SISTERS』 (講談社)

 でも、先ほどから「自分が下手でショックを受けた」「逃げ出したくなった」とおっしゃっていますね。世間の「道端カレン」のイメージとご自身には、かなりギャップがありそうです。

道端 そんなに自信がありそうに見えますか? いつも、私は……「実力で認められたい」と思っちゃうのかもです。

 トライアスロンも「お遊びでやってる」と思われたくなくて。やるからには優勝してやる、結果が出るまでやめるもんか、と。

不意に聞こえた、ある女子選手の言葉

――「結果を求めずに、楽しめばいい」とはならない?

©文藝春秋 撮影/鈴木七絵

道端 そうは思えないんですよね。「チャラチャラしたモデルのくせに」とか「インスタにあげたいからレース出るんでしょ」と見られがちで、いつもそれが悔しくて。

 トライアスロンでも、レース前の準備中、全く知らない女性選手が横断歩道の向こうで、「道端カレンだけには負けたくない!」と言っているのが聞こえてきたんです。

――直接聞くのはダメージきますね。

道端 荷物を置いているテントに戻ってから、私、泣いちゃったんですよ。結構心が弱いので。

 そういうことがときどきあるので、「自分はちゃんと練習してるんだから、何年かかっても認められたい」という気持ちが強いのかもしれません。

筋トレや食事方法は「人体実験」

――ボディメイクはトレーニングに加え、食事も大切ですよね。増量や減量もさまざまな方法があると思いますが?

道端 私は今、どういう方法が一番自分に合っているのかを試している段階です。たとえば減量は、私の場合は糖質制限より脂質制限のほうが合うかな、とか。ひとつずつ試すのが、人体実験のようで面白いです。

YouTube『道端カレンのフィットネスチャンネル』より

――人体実験。

道端 そうなんです。ひと口に「炭水化物」といっても、お米が合う人とパンが合う人がいたり、一人ひとり違います。

 でも、自分に合う方法で正しく行うと、体がどんどん変わるんですよ。だから、日々自分を実験台にして、何が最適なのかを探しています。

――奥深そうな世界ですね。

道端 知れば知るほど面白いです。私はボディメイクを始めるまで、「人の体は加齢と共に老いるのが当たり前だ」と思ってたんですよ。

――違いましたか?

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