「何コレ!?」自在に体型が変わる筋トレ・食事・睡眠
道端 私の体はこの1年だけ見ても、太ったり痩せたり筋肉がついたり、体型がものすごく変わっているんです。
――確かに、カレンさんのYouTubeを見ると、太ったり痩せたりしていますね。
道端 ですよね? 筋トレと食事や睡眠を工夫すれば、自在に体型を変えることができると知って、「何コレ!?」って。
人生は一度しかないので、40代の私がどこまで変われるか、あと7年間、たくさん実験しようと思ってるんです。
理想の女性は「ワンダーウーマン」
――YouTubeでは「今年もビキニフィットネスの大会優勝を目指す」と話していました。どんな体が理想ですか?
道端 理想だけで言うと、海外の映画やアニメのキャラクターみたいな体型になりたいんですよ。たとえば、『ワンダーウーマン』のような。
――主人公はとても強い美女戦士ですよね。
道端 そうです。日本のマンガやアニメに出てくる女性は、みんな細いんですよ。いつも「細すぎ!」って思ってます(笑)。
私の理想は正反対で、女性版スーパーマンのようなイメージ。大会当日しか変身しないんですが、その日にターゲットを絞って、日々体をつくっていく感じですね。
「あの筋肉も、この筋肉ももっと……」
――具体的には、どこの筋肉を鍛えたいんですか?
道端 ビキニフィットネスの審査ポイントに「丸みのあるヒップ、しっかり作られた脚」というのがあるんです。
それでいうと私は、大腿四頭筋の外側広筋(がいそくこうきん)と、縫工筋(ほうこうきん)ですね。両方とも前太腿の筋肉ですが、これがちゃんと発達していると、すごくカッコよく引き締まって見えるので。
それに、大会ではバックポーズも審査されます。私は背面の筋肉が足りないので、ハムストリング(太腿裏の筋肉)がもっとほしいし、大殿筋(お尻の筋肉)も上げたいです。
あとは、リアと呼ばれる肩の三角筋。これがしっかり出ていると、後ろから見たときに決まるので……言い始めたら、キリがないですね(笑)。
モデル界と違い過ぎる筋肉界に「感動した」
――カレンさんが筋肉ボディにそこまで魅力を感じるのは、なぜでしょう?
道端 私は42歳で初めてボディメイクの大会に出たんですが、そのとき周りの選手を見て「うわぁ、こんなにスタイルのいい人たちが世の中にいるんだ!」って、めちゃくちゃ感動したんですよ。
――カレンさんも相当素敵ですよ。
道端 私はまだまだです。選手の方々を見て、とにかく驚いたのと同時に、大感動しました。
というのは、私は15歳でデビュー以来、他のモデルさんの体をいやというほど見てきたんです。当時は90年代だったので、「痩せていなければモデルじゃない」ぐらいの雰囲気でした。