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「何コレ!?」“もはやアスリート”な道端カレン(43)が驚いた「自在に体型を変える筋トレ・食事・睡眠のスゴさ」《40代でどこまで変われるか試したい》

道端カレンインタビュー#2

2023/02/25
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「なんて人間らしい、素晴らしい体なんだろう!」

――90年代前半は、リンダやナオミ、クラウディアなどのスーパーモデルによる、パーフェクトボディの流れがありました。

左から、1990年代のリンダ・エヴァンジェリスタ、クラウディア・シファー ©時事通信社

 その後、“ヘロイン・シック”と呼ばれたケイト・モスを筆頭に、痩せたモデルたちが一気に台頭しました。拒食症かと見まがうほど、細いモデルばかりで。

1990年代のケイト・モス ©時事通信社

道端 まさにその頃です。痩せてはいるけれど、不健康そうなモデルさんもたくさんいました。でも、仕事に行くと周りがみんなそうだから、10代の私は「これが素敵な、理想の体型なんだ」と思っていたんです。

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――2000年代に入ると、健康的な筋肉がついたモデルが評価されるようになりました。

道端 ヘルシーでグラマラスな、ブラジリアン・モデルの時代ですね。私、ジゼル(・ブンチェン)が大好きだったんですよ。それに私自身がトライアスロンを始めたこともあり、筋肉のある体がいいな、と思い始めました。

 だから、ボディメイクの大会に出るようになって、選手の皆さんがすごく……そう、「人間らしいな」と思いました。人間らしい、素晴らしい体をしていることに気づいて。

脂肪ではなく、鍛えた筋肉でつくる「曲線美」

――絞り込んで痩せているけれど、それだけじゃない?

©文藝春秋 撮影/鈴木七絵

道端 ボディメイクをしている方々はみんな、筋肉がしっかりとあるんです。骨格は一人ひとり違いますが、本来あるべきところにきちんと筋肉がついている。だから、体がとても綺麗に見えるし、何よりも「生きてるな」と感じさせるんですよ。

――生身の人間だ、と。

道端 そうです。モデル時代の私は、「とにかく痩せているのがいい」と思っていました。でも今は、生命感や躍動感を感じさせる体が素敵だと思います。

YouTube『道端カレンのフィットネスチャンネル』より

 ビキニフィットネスの審査基準には、「トレーニングによって作り上げられた、曲線的な美しさ」というのがあるんですよ。女性の体の美しさは曲線だといわれますが、それを「トレーニングで作る」のが、なんとも健康的ですよね。

 女性美を極めつつ、筋肉美も追求できるって、最高じゃないですか?(#3に続く)

撮影 鈴木七絵/文藝春秋
ヘアメイク NOBU(LOVABLE)

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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