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義父は「裁判所に行って八つ裂きにしますよ。それくらい許せない」
祖母を裏切る“豪遊生活”も、カネを使い果たしてしまったのか、渥美容疑者はその後、同区内の家賃約16万円、3LDKの賃貸マンションを引き払っている。目下の住まいは、区内にある築60年を超える2階建ての木造一軒家だ。
「渥美は1年前くらいにここに妹と引っ越してきたんですよ。ガタイのいい、寡黙なやつでね。ここ最近もパーカーを着てラフな格好で自転車で出かけていく姿を見ました。ただここ3ヶ月くらいは、彼の仲間が迎えに来ても誘いに応じないで、家に引っ込んでいるようでした」(近隣住民)
野本さんの遺体を遺棄した後、渥美容疑者は何を考え、日々を過ごしていたのか。前出の義父が肩を落とす。
「被害者のご遺族に対して本当に申し訳ない。自分がもし両親の立場なら、裁判所に行って八つ裂きにしますよ。それくらい許せない。やったことについて、白日のもとに晒して、刑を務めてくれたらと思いますが、それでもご遺族は納得しないでしょう。彼女は戻ってきませんから……」
今後、警察は渥美容疑者と野本さんとの交際の経緯を含め、慎重に捜査を進める方針。なぜ若い命が奪われてしまったのか、真相の解明が待たれる。
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