自民党の「パーティー」が盛り上がっている。新聞の一面もパーティーのご案内だらけ。

『松野氏更迭へ パーティー裏金疑惑 首相、後任調整進める』(読売新聞12月9日)

『パーティー収入還流 安倍派幹部ら一斉聴取へ 東京地検 13日の国会閉会後』(産経新聞12月10日)

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 そしてこれ。

『松野・西村・萩生田氏 更迭へ 高木氏も 世耕氏交代を検討 裏金疑惑 安倍派5人衆を一掃』(朝日新聞12月10日)

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 安倍派の「5人衆」というフレーズはこのためにあったのか。メンバーは松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長、高木毅国会対策委員長である。

言い出したのは誰か?

 そもそも「5人衆」とは誰が言い始めたのか? お待たせしました、森喜朗さんです。安倍晋三氏亡き後、5人の有力議員による集団指導体制でやれと派閥元会長の森氏が言っていたのだ。

 その森喜朗はほんの2週間前に何と言っていたか。地元紙を紹介しよう。岸田内閣の支持率が下がっていることに対し、

『今こそ安倍派が支えるべき 年内解散、まだ可能性ある』(北國新聞11月26日)

 時の流れをしみじみ感じてしまう。さらにこんなことも。