ホリプロに所属し、『お願い!ランキング』とグラビアをやるように
――テレビにはどういうきっかけで出るようになったんですか。
森崎 雑誌で鍋料理の特集があって、レシピを紹介したときにプロフィール写真も撮ってもらったんです。それをたまたま見ていた『はなまるマーケット』(TBS系)の担当の方が声をかけてくれて、出演しました。そこからいろいろな仕事に繋がってという感じです。
集英社からのお話もあり、同時期にホリプロに入ることになったんです。そこで『お願い!ランキング』とグラビアをやらせてもらうようになりました。
――森崎さんが出演した『お願い!ランキング』の人気企画「美食アカデミー」は有名企業の人気食品を試食し、ランキングをつけるというもので、時に審査するプロの料理人の厳しい評価に関係者が泣くこともあったほどでした。森崎さんも厳しい評価を出していましたが、実際、企業から怒られることはなかったんですか。
森崎 番組側からは「正直に、こういう感じで言ってください」と言われていたので、番組の方針に合わせていました。私以外の出演者のみなさんも多分そうしていたと思います。
アンチコメントは「そういう人もいるよな」と考えていた
実際の収録では辛口コメントの10倍くらい褒めているんですけど、オンエアではほとんどカットされていて(笑)。視聴者も褒めているところを見ても面白くなかったんだと思います。
辛口のところを切り取って使われていたこともありましたが、結果的に番組を見て面白いなって思ってもらえていたのなら、仕事は出来ていたという感じですね。
――発言が辛口な分、ネットなどでバッシングも多かった印象です。
森崎 周りからも「大丈夫?」と言われてたんですけど、自分が何を言われているか検索はしなかったです。ブログに嫌なコメントをされたことはあったんですけど「そういう人もいるよな」と、客観的に考えていました。
撮影=佐藤亘/文藝春秋