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みんなから少しずつエネルギーをもらって一つの作品になった

「他の現場でも、共演した方と『魅力的な監督だった』って話になりますしね。やり甲斐のある現場でした。キャストはもちろんスタッフみんなから少しずつ元気玉みたいにエネルギーをもらって、その集大成として一つの作品になったという感じがします」

深野未季=写真、岡村春輝=スタイリング、森下奈央子=ヘアメイク

おかやま あまね 
1994年東京都生まれ。2009年、NHKのドラマ「中学生日記」で俳優デビュー。17年の『ポエトリーエンジェル』で第32回高崎映画祭最優秀新進男優賞。主な出演作に、『新聞記者』(19年)、『あの娘は知らない』(22年)など。

 

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INTRODUCTION
“伝説のハガキ職人”と呼ばれ、笑いに人生を捧げた男・ツチヤタカユキ。本作は、彼の半生を綴った私小説の映像化作品だ。実際に原作者のツチヤ氏は、テレビ番組「着信御礼!ケータイ大喜利」で最高位「レジェンド」の称号を獲得し、「オールナイトニッポン」などラジオへのネタ投稿では界隈で一目置かれる存在であった。彼の不器用ながらも心揺さぶられる姿を今作で満を持して長編商業映画デビューを果たす気鋭・滝本憲吾監督が劇映画として描き出す。

STORY
人間関係を築くのが不得意で、不器用なツチヤタカユキの生きがいは、テレビの大喜利番組にネタを投稿すること。毎日取り憑かれたようにネタを考え続け、6年が経つと、その実力が認められ、お笑い劇場付きの作家見習いになることができた。しかし、笑いを追求するあまり、非常識な行動をとるツチヤは腫れ物扱い。志半ばで劇場を去ることになる。笑いを諦められないツチヤは、今度はハガキ職人として活動。すると、尊敬する芸人から声が掛かり、構成作家を目指して上京を決めるが─―。

©2023「笑いのカイブツ」製作委員会

STAFF & CAST
監督:滝本憲吾/出演:岡山天音、片岡礼子、松本穂香、菅田将暉、仲野太賀/2023年/日本/116分/配給:ショウゲート、アニモプロデュース/1月5日公開