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松本人志の性加害問題に「8年前とか関係ない」…“空気を読む天才”指原莉乃がカリスマに背いた「意味」

2024/01/12

genre : エンタメ, 芸能

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ワンフレーズで時代を動かしてきたカリスマがXでまさかの凡ミス

 渦中の吉本興業が「当該事実は一切ない、訴訟を検討中」と発表したにもかかわらず、当のカリスマは「とうとう出たね。。。」と被害女性がスピードワゴン小沢に送ったとされるお礼のラインスクショをX(旧ツイッター)で投稿し、結果的に会社側の「事実無根」コメントに矛盾してしまうという凡ミスを発動。

カリスマの凡ミス(松本人志、2024年1月5日の投稿)

 またかつて出演していた『ワイドナショー』でコメントすると投稿して、そこに批判が集まると「いやただファンの方にしばしのお別れの挨拶をするだけ」という旨の投稿を重ね、結局フジテレビ側がその出演を見送る決定を下して全部なくなるというドタバタ。人類には早すぎると言われるXですが、ワンフレーズで時代を動かしてきた笑いのカリスマをもってしても平常ではないメンタルではこんな素顔を露呈させてしまうものなんだなと恐ろしくなりました。

 そして週刊文春から続報が出る直前の1月8日、「裁判に注力したい」という理由から松本人志は当面の間活動を休止することを発表したのでした。

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「ワイドナショー」の重い雰囲気を打ち破ったのは…

 多くの番組が本件に及び腰になる中、昨年12月29日に放送された年末3時間生放送スペシャルの冒頭でこの問題を取り上げたのがその『ワイドナショー』。まずは番組コメンテーターである犬塚浩弁護士が「裁判で白黒はっきりつけるということになると思いますので、その点は静かに見守りたいと思います」と答え、その後のロンブー田村淳が

「今の段階でなにか僕たちがコメントすることは何もなくて、だけどこの問題を触れないっていうのも、ワイドナショーって松本さんが出てた番組ですし、実際ニュースになってることは間違いないので。コメントはできないけどこういうニュースがあったってここで報じることには意味があるなと思っていて」

 とコメント。

 盟友である今田耕司は

「まあ記事は読ませてもらいましたけど、かなり……なんていうんですかね、記者の思いも入ってるというか、小説を読んでるみたいな、本当に女性のインタビューをそのまま記事にしてるのか、表現とかもすごいですけど、僕が知ってる松本さん、小沢くんがとても(記事に出てきたことを)言うとは思えないですし、僕は聞いたことないです、松本さんから記事に書かれてるようなコメントを」

 と沈痛な面持ちで語りました。