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みはる 私はほぼ一目惚れでしたけど、シャチホコの方はもうちょっと後だったみたいで。皆といた時に一人だけ傘を持っていなかったシャチホコに、「この傘持って行って! 私はそこのコンビニで買うから大丈夫。じゃ!」と言って走り去っていった私の後ろ姿を見た時、これまで感じたことのない感情が芽生えたらしいです(笑)。

 

同棲することになると、周りから「みはるのヒモ」と言われ…

――その後、自然と同棲することになって交際がスタートしたそうですね。この時期に大変だったことはありますか。

みはる 彼の住むところがなくなってしまったタイミングだったので、「行くとこないなら家にいればいいじゃん」と言って、同棲をはじめたんです。シャチホコの実家がある愛知に戻ってしまったらものまねから足を洗うことにもなりかねないし、だったら私の家に住みながら頑張ってみたら、と。

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 ただ、その当時は、「みはるのヒモじゃないか」みたいに周りから言われてしまったこともあったので、ちょっとかわいそうでしたね。

――その時期はみはるさんがMr.シャチホコさんを支えていた?

みはる シャチホコは私に甘えるのは嫌だったみたいで、実際にはバイトを掛け持ちして家賃や生活費も出してくれていましたから、私からしたら全然ヒモなんかじゃなくて。

 でも、一日中働いちゃうと、ものまねを考える時間がなくなってしまうんですよね。ヒモになりたくないからお金を稼がなくちゃという思いと、ものまねができないもどかしさがあったみたいです。

 

「好き」という感情だけで動いていいのかな、という不安も

――先程、年齢の話がありました。互いの実年齢を知ったのはどのタイミングで?

みはる 交際をはじめて1年経ってないくらいの時期ですね。何か書類を書く時に、「そういえば昭和何年生まれだっけ?」と聞いたら、「平成生まれだよ」と返されました(笑)。

 ものまね芸人はデビューが遅い人が多いので、シャチホコも同じように、社会人になってはみたものの、ものまねを諦められなくてチャレンジしているようなタイプだろうと思っていて、30歳はいってるだろうと勝手に思ってたんです。

――実際には23歳の年の差があったわけですが、実年齢を聞いてどう感じましたか。