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誹謗中傷のダメージで、拒食症並みに激ヤセ

――そうだったんですね。『バチェラー・ジャパン』シーズン1に参加後、ご自身の生活に何か変化はありましたか。

蒼川 放送してすぐの頃は誹謗中傷がすごかったです。初めての経験だったので、私も掲示板を見に行ったり、インスタのコメントやDMなんかを全部見たりして、すごくダメージを受けたんですね。母親のことまで結構書かれてしまって。

 なので、最初は「出なきゃよかったな」とずっと後悔していましたね。体調を崩して、また拒食症並みに痩せ細ってしまって。そんな私を心配した母が心を病んで、教員の仕事を辞めたりもしましたし、精神的につらかったです。

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――『バチェラー・ジャパン』シーズン1に参加されたあと、芸能界やインフルエンサーの道に進んだ理由というのは。

蒼川 大学生のときは普通に就職しようと思っていたんですけど、参加をきっかけにSNSのフォロワーが増えたことで、PRの仕事をもらえる機会が多くなって。もともと美容が好きで、学生時代に美容ライターとして活動していたこともあったので、相性も良かったんだと思います。

「絶対に企業に就職する」という風にも思っていなかったので「じゃあこの流れでやってみよう」と。

2021年にシングルマザーであることを公表

――蒼川さんは2021年にシングルマザーであることを公表されましたが、どのような反響がありましたか。

蒼川 公表当時、何百件ものコメントをいただいたんですね。恐る恐る見たら、温かいコメントばかりだったので驚きました。1件だけ「父親は誰なんですか」というコメントがあったのですが、本当にそれだけで。だからそのときは「すごい優しいなあ」と思いました。

――公表しようと思った理由は何だったのでしょうか。

蒼川 子どもが2歳になるまではずっと隠しながらインスタを更新していたんですけど、プライベート中心のインスタでその存在を隠し通すことは難しいし、子どもも私もお互いにつらくなるだろうと思ったんです。それだったらもう公表して、ありのままを受け入れてもらえたらいいなと。

――妊娠がわかった当時、どのような気持ちだったのですか。

蒼川 ものすごく驚きましたね。でも、産むことに迷いはありませんでした。父親は22歳の時に出会って5年間お付き合いしていた人だったのですが、ずっと自分の将来のことやこれからの2人のことで悩んでいて。そんななかで、妊娠がわかったんです。