豊満すぎるバストを武器にTikTokのフォロワーが380万人を超えるなど人気インフルエンサーとして活躍するなな茶さん。
インフルエンサーといえばキラキラしたイメージだが、実はその半生は苦労の連続。3歳での両親の離婚、駐車場のつくしを食べるほどの極貧生活、所属したアイドルグループのブラックな実態などについて話を聞いた。(全3回の1回目/続きを読む)
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ボロボロのプレハブに住んでいた幼少期
ーーなな茶さん、インフルエンサーのキラキラしたイメージとは生い立ちはかなり違うそうですね。
なな茶 静岡・浜松市で19歳のお父さんと17歳のお母さんの間に生まれました。お父さんはヤンキーで、お母さんは高校生。2人とも地元のヤンキーでした。
もともと周りからは反対された中で結婚したので、お金がとにかくなくって。家は本当にボロボロで風が吹くとガタガタ鳴るようなプレハブでした。ただ家はボロボロだったんですけど、敷地は広くって、鶏を飼っている小屋がありました。
鶏は卵を食べるために飼っていたんですけど、ある時、隣のおばちゃんに取られちゃって。隣も貧乏で仲良くしていたんですけど、うちに許可も取らずに鶏をしめて「焼き鳥だよ」ってうちに持ってきてくれて(笑)。
両親が離婚して父子家庭に
ーー人生の初っ端からハードですね。ご両親の仲もそこまでよくなかったそうですね。
なな茶 しょっちゅう喧嘩していた記憶があります。お父さんは3つの仕事を掛け持ちして、朝から夜遅くまで働いていて。それでもお金がないので、お母さんと駐車場に生えているつくしを採って食べたりしてました。
ちっちゃい頃の記憶として覚えてるのが、私が夜中に起きたらお母さんがいない。 夜中に遊び歩いていて。お父さんとは別の男の人の車に乗ってる記憶とかもあります。浜崎あゆみが流れてました。けっきょく私が3歳、弟が1歳のときに離婚して父子家庭になりました。