豊満すぎるバストを武器にTikTokのフォロワーが380万人を超えるなど人気インフルエンサーとして活躍するなな茶さん。
インフルエンサーといえばキラキラしたイメージだが、実はその半生は苦労の連続。アルバイトを4つ掛け持ちしたアイドル時代、白米だけを3合食べるなど過食となった過去、さらに実は名門大学に合格していたという意外な素顔まで、語ってくれた。(全3回の2回目/続きを読む)
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アルバイトを4つ掛け持ちしながらアイドル活動
ーーアイドル活動のためとはいえ、けして裕福でない中での上京は大変です。
なな茶 住んだのは江戸川区・平井にある家賃3万円のシェアハウスでした。お風呂とかは全部共用で、シャワーしかないところで。
高校生で目立ったからか、隣に住む30代後半ぐらいの女性にいじめられました。アイドルの仕事が終わって22時くらいに帰ってくると「高校生なのに夜遅く帰って、遊びすぎだ」と注意されたり、壁をダンダンダン叩かれて「死ね」と言われたり。
ーーしんどいですね。「ステーション♪」では給料はなかったですが、「アイドルカレッジ」はどうでしたか。
なな茶 アイカレは月給数千円だけもらえてました。でも私はいい方で、売れてない子や新人はチェキバックもないし交通費も出ない。そもそもアイドルでお金がもらえるものだとは思ってなかったんです。
違うアイドルグループはライバルだから仲良くしちゃいけないと言う雰囲気も当時はあったので、他のグループのこともわからなくて。お金をもらえないのが当たり前だと思ってました。
ただ、他のメンバーの子は仕送りをもらってたんですけど、私は家族に迷惑をかけたくないので、アルバイトを4つしてました。
レッスン、学校、バイト…多忙な日々を少ない収入で生活
ーー4つですか!?
なな茶 朝5時半から大体10時ぐらいまでは吉野家。11時くらいから15時までとんかつの新宿さぼてん、17時から22時まではクリーニング屋で働いてました。シフトで入れない日は工場でセブン-イレブンのケーキにシールを貼る仕事だったり、ZOZOマリンスタジアムでビールの売り子もやってました。