平成以降最多となる、36人の犠牲者を出した京都アニメーション放火殺人事件。1月25日、殺人などの罪に問われた青葉真司被告(45)に京都地裁が死刑判決を言い渡した。弁護側が無罪を主張し、争点となっていた被告の刑事責任能力については「心神喪失でも心神耗弱でもなかった」として完全責任能力を認定した。

 自身の小説を、京アニに「パクられた」などと主張していた青葉被告。裁判では、2011年から2018年にかけ、掲示板サイト「2ちゃんねる」(当時)や「5ちゃんねる」への書き込みを繰り返していたことも明らかになった。証言から当時のログをたどると、同サイトの「人生相談板」などに夜通し張り付き、自身の悩みや妄想、京アニへの恨みを投稿し続けた様子が浮かび上がる。

青葉の被告人質問(イラスト=松元悠氏) 🄫時事通信社

アイドル的人気の女性アニメーターに「LOVEです」

【人生】誰かがあなたの悩みに答えます461【相談】

476 :マジレスさん[sage]:2011/08/16(火) 22:48:22.32

>>459

リアリスティックウェポンあげよっか?

欲しいならあげる

現状で自分自身があれを放棄しても構わん

実際、自分の見立てで

あなたの事をあれを託せる人だとも思ってる

 青葉が2011年8月に投稿した書き込みだ。「リアリスティックウェポン」とは、当時青葉被告が執筆していたという長編小説のタイトル。被告人質問では、弁護側がこの書き込み内容について尋ねる場面があった。

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弁護人:「リアリスティックウェポンをあげようか」。あれを託せる「あなた」というのは?

青葉:Yさん(実際は実名)です。

弁護人:「あげる」とはどういうこと?

青葉:Yさんの誕生日に送った覚えがあります。

(略)

弁護人:Yさんは好意的?

青葉:最初はそうだったと思います。

弁護人:その後は?

青葉:掲示板上で喧嘩ばかりしていた。

「Yさん」とは、京アニに所属する気鋭の女性アニメーター。清楚な雰囲気で、アイドル的な人気も誇っていたという。青葉が、Yさん本人が掲示板上に「書き込んでいた」「自分と会話していた」と思い込み、彼女に対して「LOVEです」と恋愛感情を抱いていたことを公判で明らかにしている人物だ。「2ちゃんねる」には、その後もこのYさんに執着を見せ、一方的な感情を書き込み続けた跡が残っている。