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客は実物を見て相手を決めることができる。気に入った子がいたら料亭のなかに入り、女の子に2階の部屋に案内される。女の子はいったん退室すると、すぐに飲み物（お茶、ジュースなど）とお菓子（せんべい、スナック菓子など）とおしぼりを持って部屋に戻ってくる。部屋のなかで軽い飲食をして女の子と話すうちに、建前として「たちまち恋愛関係に陥り」、性的なサービスが行われる。
部屋は6～8畳くらいの和室で、間接照明でほのかに暗くなっている。奥に布団が敷いてあり、掛け布団はなく、バスタオルが1枚あるくらい。ほかに室内に置いてあるのは、ちゃぶ台（テーブル）と座布団（クッション）といったシンプルなものだ。
飛田新地のやってはいけない
一般の風俗店と違い、シャワーや湯船などの設備はない。女の子が客の体をウエットティッシュなどで丁寧に拭いてからプレイとなる。また、客がやってはいけない行為が多々ある。キス、胸を舐める、手や指でアソコに触る、生本番など。ただし、女の子側がOKであれば胸を触ってよいなど、女の子が決めることができる。
通常営業は朝10時ごろから24時まで。早い店だと10時から15時ごろに営業が始まっている。14～16時にはほとんどの店がオープンする。終了は24時。基本的に年中無休となる。
料金は20分1万6000円が基本となっており、長いコースは30分2万1000円、5分3万1000円、50分3万6000円、60分4万1000円。15分1万1000円から遊べる店もある。「裏通り」は安値となっており、基本、20分1万1000円からとなる。
