「『迂闊だった』と主人は言ってます」
――朝日にクレームしたのはどの点が?
「選挙支援は嘘っぱちですよ! 本当にお願いしてないから。お願いするほど親しくない」
――事実ではないと。
「良かれと思って、県会議員や市会議員の方がお願いしていたなら、それは分からない。少なくとも選挙事務所には(教団関係者は)1日も来なかった」
――政策協定に署名したのはなぜ?
「普通、政策協定って、こんな時に出さないですよ。送られてきて、読んで、サインする。政策協定、ほとんど私読んでいます。守れるものと、この部分無理かな、というものがある。これは無理だろうというもの以外は、主人に見せて、サインしてもらいます。でも、集まりの中で『ほら、ここにサインしろ』と、すぐに推薦状が出てなんて、聞いたことない。だから主人も主人で、『熟読します』と持ち帰れば良かったんですよ。選挙直前だからそれができなかったのかな。『迂闊だった』と主人は言ってますけどね。よもやその場でサインするなんて。推薦状も大きなものは、選挙事務所に飾りますが、宗教関係は他の方もいらっしゃるから、仕舞っちゃうんですよ。私見なかったんです」
「主人は『自分が弱音を吐いたら、総理に迷惑をかける』と」
――岸田首相としては辞めさせる気はないと。ご主人は続けると?
「選挙違反したわけでも裏金作ったわけでもない。知らないで行って、選挙支援頼んだわけでもない。でっちあげ書かれて。それで辞めますはないですよ」
――大臣も「辞めようかな」と漏らすことは?
「全くないです。私みたいにカッカしてないから(笑)。事務所に嫌がらせの電話がかかってきて、ケンカしちゃったりね」
――岸田首相からは「頑張れ」と?
「総理と主人の間の話はよくわからない。主人は『自分が弱音を吐いたら、総理に迷惑をかける』と言っています。総理が守るというよりも、『僕が兵隊で守り通さなかったら、総理に迷惑かける』と」