――連休明けに辞任ということはなさそう?
「それはないです。私がその立場だったら、ヤケを起こして、辞めてやるといいそうだけど(笑)。統一教会からの報復、脅しということもあるでしょうね。このネタを持ってたわけですから」
夫人の会は「また仲良しグループで、何年か先に」
――奥さんからはご主人に何と伝えている?
「あんまり言ってないですが、ひとこと言ったのは『脇が甘い!』と。人をある程度疑うようにならないと。だいぶ懲りたみたいだから。変わるんじゃないかな」
――岸田派がなくなりますが、皆さんの雰囲気は?
「いきなり解散と言われて、寝耳に水。目が点。噂すら聞かない」
――派閥の「夫人の会」はどうなる?
「『夫人の会』の解散に関しては、岸田夫人に頼まれて、岸田夫人が書いた手紙を、私が出すことになっていて。やっと皆さんの住所がわかって。急な解散で、すごく仲良く、有意義な会で良かったのに、とりあえず解散することになった、またチャンスがあれば、集まれることになったら、元気に集まりましょうという内容で。寂しいですよ。目立つしね。全部解散して、ゼロにして。また仲良しグループで、何年か先に」
大臣本人による透明性のある答弁が求められる
――派閥の夫人の会の事務局長?
「そう。岸田さんも私より10歳下(路子氏は69歳、岸田裕子夫人は59歳)。同じ世代の人もいますが、出席される中では私は年長者。それもあって私が細かいことやってたんです。それで総理とも、会えば『やぁ元気?』と言われる親しいお付き合いをさせてもらっています」
朝日新聞の報道などを「でっちあげ」とまで踏み込んだ路子氏だが、盛山氏は宗教法人を所管する文科省のトップ。大臣本人による透明性のある答弁が求められる。
2月14日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および2月15日(木)発売の「週刊文春」では、路子氏との一問一答のほか、“ドリル優子”こと小渕優子選対委員長による裏金調査の聴取の様子、武田良太元総務相が作成した“麻生(太郎副総裁)に嫌われ番付”、麻生氏の後継者問題に生じた“異変”などについて詳報している。
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