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おかもと 彼の意見は真っ当だと思います。この前も、私を尊敬してくれるっていう後輩タレントの子から、「当時まりさんがTVに出ることができた理由をいろいろ分析してみたんですけど、やっぱり、あれは奇跡でしかないんです」と言われました(笑)。

彼と息子が仲良くなっていたので、不安はなかった

――おかもとさんは2018年に離婚後、現在8歳となる息子さんを一人で育ててきました。与儀さんとお子さんが仲良くできるかどうか、不安はありましたか。

おかもと 交際前に、たまたま仕事の関係で息子と大ちゃんが会うタイミングがあったんですけど、その時から彼と息子が仲良くなっていたので、不安はなかったです。

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与儀 初手からお子さんが懐いてくれたので、それで一緒にいやすいなと思いました。

――お子さんにとっても与儀さんとはフィーリングが合ったのでしょうか。

おかもと 本人を目の前にして申し訳ないですけど、うちの息子は誰とでも仲良くなれるんです(笑)。ただ、彼は本当に正直な人で、「相手によく思われたい」という下心で息子に接しないんですね。だから気を遣わなくて楽だし、信頼できるんです。

与儀 血がつながっている家族でも、それって目では見えないわけじゃないですか。じゃあ血がつながってなくても一緒じゃない? っていうのはありますね。

おかもと 血がつながっていても養育費を払わなかったり、子どもを大切にしない人もいますから、本当に「血」だけで家族のかたちを考える必要はないなって思います。

――与儀さんは初婚だそうですが、シングルマザーとの結婚にハードルを感じたことはありますか。

与儀 「血」の話と同じで、その点も最初から気にしてなかったですね。むしろ、子どもがいたから結婚が早まった感じはあります。

 仮に僕たちが別れたりしたら、子どもとも別れることになってしまうわけで、悲しみが2倍だなと。なので、彼女の引っ越しと共に、子どものこともあるので、ちゃんと籍を入れた方がいいだろうと思いました。

おかもと プロポーズは私からだったけどね(笑)。

 

孤独だったシンママ時代

――おかもとさんは5年8ヶ月のシングルマザー時代、ご実家のある群馬で生活されていたそうですね。

おかもと 最初は実家近くの、家賃3万8000円のアパートに住んでいたんです。シンママ時代は、節約して貯金するのに必死でした。

 私は離婚と同時に精神科病棟に入院していたこともあって、収入ゼロからのスタートだったんですよね。だから、とにかく稼いで、いい生命保険に入りたいとか、少しでも貯金してお金を貯めたくて。スマホに齧りついて月100本メイク動画を作ってアップしたりしていました。とにかく、群馬にいる時は、息子以外の人と会話をすることがあまりなくて、孤独でしたね。