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「あえて過激にやってきた」ピアス、医療大麻、風俗嬢のセカンドキャリア構想…夫が大炎上したおかもとまりが明かす、市議の妻になって感じたこと

おかもとまり夫婦インタビュー#2

2024/03/24
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 広末涼子さんのモノマネでブレイクしたおかもとまりさんが、2023年12月、志木市議会議員の与儀大介さんと子連れ再婚することを発表。与儀さんが岡本姓に改姓することも報告した。しかしその同日、与儀議員に対して辞職勧告決議が可決され、どちらのニュースも大きな話題を呼んだ。

 そこで今回、おかもとまりさん・与儀大介さん夫妻に、出会ってから9ヶ月のスピード婚の経緯からステップファミリーのリアルについて、また、物議を醸した与儀さんの発信などについて、話を聞いた。(全2回の2回目/最初から読む

与儀大介さん

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「政治家の妻」になったおかもとまり

――志木市議会議員の与儀さんと結婚したことで「政治家の妻」になったわけですが、おかもとさんの生活に変化はありますか。

おかもとまりさん(以下、おかもと) 私の場合、“一発”したかどうかもあやしいレベルのタレントだったので、道や電車でも誰にも気づかれないだろうと思っていたら、SNSで志木市での目撃情報が上がってしまって。

 辞職勧告決議の件で騒がれている時に整体に行ったんですけど、疲れ果てていたので「はぁ~」みたいになってたら、「おかもとまり、態度悪かった」と書かれてしまったんです。なので、特に住んでいることがバレている志木市内では疲れた顔は見せないように、なるべくマスクと帽子で顔を隠すようになりました。

「辞職勧告決議」はあくまで「勧告」

――結婚発表の同日に、与儀さんに対する「辞職勧告決議」が志木市議会に提出され、賛成多数で可決されました。今も与儀さんは志木市議会議員を続けていますが、この決議はどういう意味を持つものなのでしょう。

与儀大介さん(以下、与儀) 勘違いをされる方が多いですが、「辞職勧告決議」はあくまで「勧告」であって、法的な強制力がないんです。ですから可決されても、議員辞職をしなければいけないわけではありません。

 

――与儀さんのSNSへの投稿や、議会の無断欠席などが辞職勧告決議では示されていました。これに対して、反対討論などはされたのでしょうか。

与儀 辞職勧告決議の中に、あきらかにシーシャだとわかる画像と共に「マリファナ吸ってる時のおれです」という僕のSNSの投稿に対して、「朝霞警察署も関心を持っている」といった内容がありました。朝霞警察署に確認しましたが、「そのような事実はなく、仮にあったとしても第三者に漏らすことは絶対にない」という返事をもらっています。

 悪質な印象操作のため、この点に関しては訴訟の準備中です。辞職勧告決議の内容に関して、事実と異なる点や差別的発言の説明など、全議員に回答要求書を送付しましたが、誰からも返事はありません。

 これ以外にも事実と異なる点ばかりなので反論したいと申し出たのですが、仕組み上、議会での反論の場はもらえず、自分のYouTubeやXで釈明するしかありませんでした。

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