〈(泣いている女子生徒に)俺は恥をかかされた。君のお陰で。それを考えたことあるか? ここまで無償でやってる私に対して攻撃して、どんだけ嫌な思いして恥かいてるか、君、わかってるか。私のこと考えたことあるのか! どんな気持ちで話してるか!〉
さらに、松村氏は言い合いとなった生徒に対して、同学園を通じて退学させない代わりに謝罪文を提出するよう求めた。
こうした言動に保護者や生徒たちは猛反発。「週刊文春」編集部にも、「松村氏に学校を私物化されるのではないか」という同学園の危機を訴える多くの声が寄せられていた。
「今後どうなっていくんだろうという思いでいっぱいです」
しかし、松村氏はついに“学園トップ”の座に上り詰めた。
松村氏が新理事長に就任して以降、職員室には鬱屈した空気が蔓延しているという。
高等専修学校のある教員が語る。
「教職員たちは疲弊しています。学園がよい方向に進んでいく姿が見えず、私たちも、今後どうなっていくんだろうという思いでいっぱいです……」
松村氏が理事長に就任した武蔵野東学園で今、何が起きているのか。現在配信中の「週刊文春 電子版」では、松村氏が理事長に就任した経緯、松村理事長体制での理事と評議員たち、校長に起きた“異変”、現役教職員たちの悲痛な声、そして元理事が喝破する松村氏の問題などについて詳しく報じる。
ハズキルーペ会長が“1カ月前倒し”新理事長就任で「武蔵野東学園」が大混乱《校長は“不登校”、先生たちは“魂が抜けちゃった感じ”》
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