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「ひらがなのつもりが半角英数でイラッ」が無くなる5cmの超シンプルデバイス「iIME」 “光るだけ”が意外と最高な理由

「ひらがなのつもりが半角英数でイラッ」が無くなる5cmの超シンプルデバイス「iIME」 “光るだけ”が意外と最高な理由

2024/03/15
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 日本語(ひらがな)を入力し始めたつもりが、入力モードが半角英数になっていて、BackSpaceキーを連打して消す羽目になった──というのは、PCでのテキスト入力作業ではよくある話。一度ならまだしも何度も連続すると、ストレスが溜まることこの上ありません。

 文字入力のモードが半角英数か、それとも平仮名かは、タスクトレイのIMEツールバーのアイコンを見れば判別できます。もっともアイコンは小さくて見づらいため、ほとんどの人はツールバーを見ることなく試しに何文字か入力し、合っていればそのまま続行、間違っていればBackSpaceで消してやり直すという、非効率的な操作を行っているのではないでしょうか。

 PCでテキストを入力するたびに発生するこうした無駄な操作を省き、スムーズな文字入力を助けてくれるのが、今回紹介するUSBデバイス「iIME」です。

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「iIME」。実売価格は3,990円。ちなみにiIME(ぁぃIME)という名前は「indicator of IME」の略とのこと

ひらがなが出るか英数が出るかが一目でわかる

「iIME」は、文字入力の現在のステータス、つまり日本語(ひらがな)か半角英数かを、LEDの点灯状態によって見分けられる、USB接続の超小型デバイスです。

 半分に割った竹のような外観のこの製品、約5cmのボディには3つのLEDが搭載されており、日本語(ひらがな)が入力可能な時はLEDが3つ全部、英語(半角英数)が入力可能な時はLEDが1つだけ点灯します。これにより、文字入力のステータスを判別できるというわけです。

 ステータスがLEDによって、しかも見やすい場所に取り付けて表示できる効果は抜群で、わざわざ注視しなくても、ステータスを判別できます。長さが異なる2種類のUSBケーブルを使い、好きな位置に設置できる自由度の高さも特徴です。

製品本体。片方にはUSBポート(micro-B)を搭載します
もう片方には何もありません

 

全長は実測で5センチちょっと

 

英語(半角英数)が入力可能な時はLEDが1つだけ点灯します

 

日本語(ひらがな)が入力可能な時はLEDが3つ点灯します。画面上のIMEアイコンと連動しているのが分かります

  導入方法は簡単で、専用ユーティリティをインストールしたあと、本体をUSBケーブルでPCに接続するだけ。あとは付属の両面テープを用いて、本体を任意の場所に貼り付ければ完了です。

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