平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんからなる「Number _i」がファーストシングル『GOAT』の配信を開始したのが2024年1月1日。追って3月6日にはCDが2つの初回生産限定盤に通常盤を合わせた3形態で発売されました。『GOAT』のMVは実に4053万回再生を突破し(2024年3月14日現在)、破竹の勢いを見せつけています。

 さらに3月14日~3月17日には、Number_iを筆頭に、滝沢秀明さん率いるTOBEのアーティストたちが総出演する初のライブイベント『to HEROes ~TOBE 1st Super Live~ 』が開催。4日間連続で東京ドームを占拠する同ライブの最終公演は、Amazon Prime Videoにて全世界配信も決定しています。

 そんな快進撃を続けるNumber_iですが、『GOAT』はラップ部分も多くHIP HOP色の強い曲です。王子様なイメージの強かったキンプリ(King & Prince)時代とのギャップを、ファンはどう受け止めているのでしょうか。

ADVERTISEMENT

「GOAT」でHIPHOPスタイルに身を包むNumber_iの3人 公式YouTube「GOAT」より

 デビュー曲『GOAT』のMVの印象を軸に、ファンに胸の内を訊いてみました。

 キンプリ時代から平野紫耀さんを応援しているAさんは、Number_iの“路線変更”について友人から心配されたといいます。

「GOAT」での平野紫耀 公式YouTube「GOAT」より

「ずいぶん路線が変わったけど、こういう感じ好きだっけ?」と心配されることも

「私のまわりで言えば、“あくまでもキンプリが好きだったから”という理由で応援活動に区切りをつけた人はいても、Number_iの活動が不満で彼らから離れた人はいないです。『GOAT』のMVを観た友人から『ずいぶん路線が変わったけど、こういう感じ好きだっけ? 推しがやることだからって無理してない?』なんて訊かれましたが、まったく無理している感覚はありません。

 キンプリ時代との落差を心配する人って、大抵彼らのことをよく知らず、デビュー曲『シンデレラガール』のイメージしかないんです。だから、『シンデレラガール』と『GOAT』を並べて心配してくれるんですけど、キンプリは『ichiban』や『Magic Touch』のようなラップやヒップホップを取り入れたダンサブルなナンバーに挑戦していました。だから、そういう意味ではなめらかに『GOAT』につながっていると思っています。

 私にとって『GOAT』は“今までチャレンジしてきたことをさらに昇華させたんだね。だから新しい道を行きたかったんだね”って、推しの選択に納得できる答え合わせになりました。むしろこれまでとまったく変わらず『なぜ前の道じゃダメだったの?』と首をかしげるような展開だったら、逆に気持ちが揺れたかもしれません」