節約中に「とにかくすべてを我慢する」必要がない理由
節約生活を継続していくうえでのポイントは、「本当にほしいものは買う」ことです。
節約というと、「とにかくすべてを我慢する」というイメージがあるかもしれませんが、わたしはそうではなく、「不必要なものを買わないこと」だと考えています。「節約ができる」=「効率的で満足度の高い浪費ができる」ことでもあると思います。
節約習慣が身につくと、自分の好きなこと(お金を使いたいこと)に優先順位をつけ、優先度が高いものにお金を使っていくことができるのです。
本当にほしいものまで我慢してしまっては、ストレスが溜まり、いわゆるクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)が低下してしまいますし、人生そのものがつまらなくなってしまうでしょう。
だからわたしは、「自分が本当に必要だと思っているのなら、値段が張るものであっても買おう」と思っています。自分の趣味であるゲームやマンガにはしっかりお金をかけますし、節約や投資の勉強のための書籍も頻繁に買っています。
それ以外でも、家電、洋服、ガジェット(タブレット、イヤホン、モバイルバッテリーなどの電子機器小物)、話題のお菓子なども、本当にほしいという気持ちがあれば買います。
「ほしいものリストの放置」で不要な買い物を避ける
「本当にほしいのか」という基準になるのが、自分軸と優先順位ですが、ふだんの買い物のなかでは、どうしても迷ってしまったり、判断を間違えて不要なものを買ってしまったりすることがあります。
そこで使えるテクニックが、「ほしいものをリスト化して放置する」ことです。
〈「本当にほしい?」チェックの手順〉
・「ほしい!」と思ったら、「ほしいものリスト」に記録する
↓
そのまま、1週間くらいほったらかしにする
↓
1週間後にリストを見て、「やっぱりわたしには必要だ!」と思うなら即購入
↓
「別にほしくないかも」と思ったものはリストから削除する
この方法は、たくさんの節約本やYouTubeなどでも紹介されているのですが、最初は正直、「そんなにうまくいくのかな?」と疑っていました。