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「ティーンのアイドル」が「薬物依存」を経てプロレスラー役で「完全変革」… “ハリウッド殿堂入り”  ザック・エフロン(36)の俳優人生

「ティーンのアイドル」が「薬物依存」を経てプロレスラー役で「完全変革」… “ハリウッド殿堂入り” ザック・エフロン(36)の俳優人生

映画『アイアンクロー』

2024/04/07

source : 週刊文春CINEMA オンライン オリジナル

genre : エンタメ, 映画, スポーツ, 芸能, テレビ・ラジオ

note

「昔に戻って何かを無かったことにしたいとは思わない」

「ウォーク・オブ・フェームに入れてもらえる日が来るなんて、夢にも思わなかったね。そういうものが存在するのは知っていても、自分とつなげて考えたことはなかった。今でも信じられないよ。

 それはまた、ここまでの道のりを振り返る機会もくれた。世間に見つめられながら成長していく中ではいろいろあったが、昔に戻って何かを無かったことにしたいとは思わない。

 僕はいつも、喜び、好奇心、健全な恐れに導かれてきた。常にそのパズルを組み合わせてきたんだ。そうやって今、キャリアのこの場所にたどりつけたことを、心から誇りに感じている。

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 『アイアンクロー』で今回のメンバーと組ませてもらえたなんて、ここまでやってきた価値は本当にあったよ」

 エフロンがそこまでいうこの映画は、実際、勢いに乗るスタジオ「A24」の歴史で最も高い観客評価を得た傑作だ。彼が注いだ努力と情熱を、ぜひビッグスクリーンで堪能してほしい。

 

アイアンクロー』

STORY
1980 年初頭、プロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元 AWA 世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の次男ケビン(ザック・エフロン)、三男デビッド(ハリス・ディキンソン)、四男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、五男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。さらに一家はここから悲劇に見舞われる。すでに幼くして長男ジャック Jr.を亡くしており、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――。

STAFF & CAST
監督・脚本:ショーン・ダーキン/出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン/2023 年/アメリカ/132 分/配給:キノフィルムズ/4月5日公開

「ティーンのアイドル」が「薬物依存」を経てプロレスラー役で「完全変革」… “ハリウッド殿堂入り”  ザック・エフロン(36)の俳優人生

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