みりちゃむ 男の子は聞いてきましたね。「やってるんでしょ?」みたいな。「言ってねえのになんで知ってるんだよ」と思いましたけど(笑)。そんなふうに、男の子たちとは変わらずに仲良かったけど、女の子たちとはやっぱりいろいろありましたね。
向こうも話しかけてこないので、こっちも話す気にならないし。小学校の時からのマブダチが学校にいたので、その子と仲の良い男の子と休み時間を過ごしてましたね。
スカウトでもオーディションでもない経路で 『egg』モデルに
ーー高1から『egg』のモデルとしても活動していますが、それはオーディションですか。
みりちゃむ ずっと『egg』には入りたいなとは思ってたんですけど、最初『Popteen』のほうに出させてもらってたんです。ギャル自体が減っていった時期に、休刊してた『egg』が復活して「出たいな」って。でも、あてがなかったんです。
当時の事務所から「もうちょっとしたら『egg』から連絡が来るから待ってて」と言われたんですけど、まったく音沙汰がなくて。それで『egg』のモデルのスカウトをやっていた知り合いに「事務所から連絡くるって言われてるんだけど、なんか聞いてる?」って話をしたら、編集長に繋げてくれて、そこから撮影に呼ばれるようになったんですよ。なので、スカウトでもオーディションでもないという。
ーー『egg』モデルには、上下関係などあるのですか。
みりちゃむ 入りたての頃は厳しかったです。厳しい先輩が、その時にいたので。いますっかり丸くなっているんですけど。私が入った段階で、初期メンのメンツが出来上がりつつある状態で。そこに私だけポンッと入ったんですけど、ちょっと前から芸能活動をしていたこともあって、挨拶とかを身につけていたので怒られたりってのはなくて。
その数カ月後に入ってきた子は、『egg』で初めてモデルを始めたから何もわからなくて、バチクソ怒られていました。沖縄の撮影で、あまりに怒られて財布も携帯も持たず逃走しちゃったくらいで。
先輩とはかぶってはいけない、暗黙の了解
ーーどんなことで説教が。
みりちゃむ 挨拶とか礼儀で。控え室とかの椅子が余ってるわけでもないのに、後輩が座ってたら先輩に譲れよとか。マナーとか常識の部分ですね。でも、“さん付け”とかは特にないんですよ。
ーーそれこそ、飲み物とか先に飲むなとか。
みりちゃむ 「選ぶな」。
ーー謎ルール的なものは?
みりちゃむ え~、あったかな。あ、「かぶらないように」みたいな暗黙の了解はあります。